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by ruhiginoue

詩織さんを診察した医師の対応

 あの詩織さんが被害に遭って病院に駆け込んださい、医師の対応に難があると指摘されている。
 その医療機関に対応する体制が整ってないなかったとしても、整っている機関に連絡したうえ直ちに患者を移送するべきである。
 もともと日本の多くの医療機関で、レイプ被害者へ対処する方法についての教育と認識が不足していることに原因があるとも言われる。

 しかし、それは故意にそうしているのだろう。なぜなら、事件になりそうな患者の場合、後に警察や裁判に証人として呼ばれたり、そのさい圧力をかけられたり、責任転嫁されたり、色々と面倒なことが予想されるからだ。強姦だけでなく暴行を受けて重症を負った患者も、よく診察拒否される。

 そんな拒否は問題であり違法行為でもあるが、詩織さんも証言してるように、日本の警察は面倒な仕事を嫌がり、まして権力を持つ者が絡むなどすれば、ますますそういうことになるから、医者が事なかれ主義で怠慢や不正をしたとしても、それは警察や政府と共犯になっているのだから追及できない。

 今、警察の暴言を録音していたのが暴露されて問題になっているが、防衛医大の訴訟の時にも関係者の発言を録音しておいた。その録音の中にも医者が「裁判になって証人に呼ばれるのは嫌だ」と露骨に言って診察拒否しているものがある。

 またアメリカでも、あの『ER』の原案者で医師のマイケル クライトンが書いていた。酔っ払いが転倒して怪我をしたからと警察官によって病院に運ばれてきたが、診察してみたら殴ったり蹴ったりされているとしか思えない。その傷がもとで患者は死んだが、そうしたら警察は、医者が診療を適切にしなかったからだと責任転嫁を始めた。これは暴行したのは警察官であるとしか考えられなかった。そういうことがあるので、警察官が連れてくる患者を医師が嫌がるようになった、ということだ。

 また日本人と結婚しているナイジェリア人の男性が、警察官から「黒人は危ない」など人種差別の暴言を吐かれ殴る蹴るの暴行受けて逮捕され、そのさい負傷したからと運び込まれた東京警察病院が適切な治療しなかったために障害が残ってしまったという事件があった。
 この人と結婚している日本人の女性が国家賠償請求訴訟を起こし、青ナンバーの大使館の車がやってきてナイジェリアの外交官が傍聴していたが、裁判官は警察の言い分を一方的に認めて棄却してしまった。

 これが日本の司法なので、沖縄のアメリカ軍基地は、兵士がどんなに悪いことをしても日本の警察には渡せないし、日本の裁判にかけさせない、というのである。


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ラムサール条約湿地の夕暮れ。

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by ruhiginoue | 2017-08-14 12:36 | 社会 | Trackback | Comments(0)