幸せだからウザイ人
2017年 08月 21日
いわゆるブラック企業が問題になっているけれど、そこでも勤まらない幸せな女性の話がある。
何がどう幸せなのかというと、その当時22歳の女性は、まともな仕事に一度は就いたけれども辞めて変な仕事に転職した。自分ではそのいかがわしい商売が向いていると本気で信じていた。
そこでも彼女はうまくいかなない。お客様に対しておだてたりお世辞を言ったりしなければいけない時に、こき下ろすことを平気で言う。
例えば「あなた歳いくつなんですか」と、小さい子供に向かって言うような言葉づかいで目上の人にまで平気で言う。失礼だと注意されても「なんでですかあ。歳がわからないと話しにくいしー」なんて口のききかたをする。
また、大学を出たばかりの人なら同じ位の歳だけども、それに対して「えー、えー、うそでしょう、30歳位の人だと思ったー」とか「落ち着いていらっしゃいますね」と言うべきところで「歳よりずっと老けて見えますねー」と馬鹿にしたように言ってしまう。
これで相手に不愉快がられたり、周囲から注意されたりすると、「そんなこと気になるんですか。人は見かけじゃないですからね。私なんか、人からキレイだと言われてもフーンそうかなと言って聞き流すんですよ」
これにみんな呆れかえるけれども、そのうえそんな綺麗な顔ではない。誰かが社交辞令で1回か2回なら言ったことがあるかもしれないという程度の顔である。誰が見てもそういう顔だし、しかも背が低くて太っている。
こんな調子だからブラック企業も務まらないが、みんな一致している認識は、彼女はあれで幸せなんだ、ということだ。そういう幸せな人がそばにいるとウザイし、だから彼女だって仕事ができない。でも彼女は幸せなのだ。
その後どういう人生になろうとも、彼女は幸せに一生を送るのだろう。
今日も終わりに差し掛かる。
by ruhiginoue
| 2017-08-21 17:32
| 雑感