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by ruhiginoue

『農協月へ行く』と中国人観光客

 温泉のロビーにあるテレビで、たまたま辛坊治郎のヘイト番組をやっていて、日本で中国の悪口を言う商売をする石平というのが出ていたが「評論家」というテロップが出ていたので驚いた。肩書きはタレントだったはずだし、実際に話してる内容も、とても評論なんて内容ではなかった。

 しかし、そこに便乗して他の出演者が「日本に来る中国人観光客のマナーが悪い」と言い始めたもんだから、他の出演者たちから、さすがにそれは違う言われていた。中国は日本の10倍以上の人口だから、その一部の観光客にマナーの悪い連中がいたら目立つのは当たり前だ、という指摘もでた。

 そうしたヘイト番組ですら当たり前の指摘が出るのに、わからない人が時々いる。特に田舎の人がよく言っているからおかしい。日本でも、特に田舎の人が国の内外問わず観光地でマナーが悪くて顰蹙を買っているからだ。

 かつて、海外旅行が贅沢で憧れから次第に庶民でも行けるようになった時代に、もともと「旅の恥はかき捨て」という態度を取る人はいたが、総数が増えれば割合は同じでも目立つようになるものだし、また数が少ないうちは「郷に入れば郷に従え」だったけれども大挙して押しかけるようになれば図々しくなり、しかも公衆道徳やマナーやエチケットを欠いた田舎者の団体ともなれば、言うまでもない。

 それを筒井康隆がSF小説の形で風刺して『農協月へ行く』を書いた。宇宙旅行が大衆化した未来に田舎の団体旅行客たちが傍若無人となる様子を滑稽に描いていた。
 そのオチは、月で宇宙人に遭遇し、その宇宙人も同じく傍若無人で、実はその星の農協に該当する団体だったというもの。この宇宙人を中国人に置き換えるといいだろう。




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by ruhiginoue | 2017-08-26 14:16 | 社会 | Trackback | Comments(0)