日本のマスコミに洗脳されているタカ派政治家
2017年 09月 07日
自民党の石破もと幹事長は、北部朝鮮共和国がミサイル開発の発射実験をしたことで、非核三原則を見直して米軍の核持ち込みの是非を議論すべきだと発言したそうだ。
それで抑止力になる可能性があると考えているとしたらマヌケな話で、すでに指摘は出ているが、そもそも北朝鮮はイラクやリビアの二の舞を恐れてアメリカをけん制しようとして核抑止と射程延長をめざして武器の開発をしているのに、そこへアメリカではなく日本を標的にしろとでも言うような、かえって危ない話である。
これは、日本の政治家たちが世界情勢について正しい認識をもっていないためだ。イラクやリビアがなぜ悲惨なことになったかを知らないのだろう。
そもそも、イラクそれ以上にリビアは、欧米と融和しながら石油の利益により軍事よりも福祉を重視する政策に転換することで国民を説得し、あくまで欧米と対決するべきとするイスラム原理主義などタカ派勢力の反発を抑えてきた。
ところが、その反発を欧米は利用し、過激派をそそのかし反乱を起こさせたうえ民主化支援と称し軍事介入して政権転覆したのだった。
これについて、日本のマスコミは欧米メディアからの受け売りや「NATO軍記者クラブ」からの情報ばかり垂れ流している。
それを日本のタカ派政治家たちは好んで受け入れている。自民党の政治家や民進党の代表に返り咲いた人など、日本のタカ派政治家は対米従属が圧倒的主流派であるから当然だ。
これに対して北朝鮮は、もともと医師や技術者を外貨獲得のため産油国に派遣していたから、リビアなどの実態について直接知っている人たちから情報を得ている。
だから、なんと非難されようと核実験とミサイル発射実験を繰り返しているのだ。
つまり、日本の政治家たちより北朝鮮の政治家たちのほうが正確な情報を得て的確な判断をしているのだ。政治家のレベルでは北朝鮮より日本のほうがよほど「井の中の蛙大海を知らず」の状態なのである。
それが日本にとって最も危険なのだ。

by ruhiginoue
| 2017-09-07 17:05
| 国際





