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by ruhiginoue

安倍の解散と民進党の解党は元々ワンセット

 拙書『朝日新聞の逆襲』の最後の部分で、朝日新聞を筆頭に日本の大手マスメディアはアメリカの大手メディアの受け売りをしたりNATO軍記者クラブから垂れ流しをして事実上アメリカに操作されていることを指摘した。
 そして民主化を偽装した傀儡政権が成立したり混乱したりの中東や北アフリカのイスラム圏諸国と同様に、日本もいずれは同じ策動によって、その形こそ違えども生活が破壊された自由のない破綻した社会へと転落してゆく危惧を表明していたが、この部分はあまり理解されなかった。

 ところが、過日すでに触れたとおり、朝日新聞が持ち上げたミャンマーのスーチー女史の化けの皮がはがれて、しょせんはアメリカの傀儡でしかなかったことがはっきりした。
 さらに、安倍の突然解散に続き前原の突然解党という事態になった。
 これらは元々ワンセットになっていて、野党共闘潰しと右派の独裁ないし翼賛会づくりを最初から目指して計画されていたことであり、前から民進党にもマスコミにも根回しがされていたはずだ。

 それは前原の知恵ではなく小池でも小沢でもない。政府の組織と委託シンクタンクの計画、アメリカの関与も可能性として低くない。安保法制、共謀罪、沖縄の美しい海を埋めて米軍基地を作る、抗議は無視して反対は弾圧する、などなど言いなり下僕として重宝だった安倍だが、経済政策の破綻で落ち目となったうえ不正が発覚して窮地となったから用済みだ。
 なら首のすげ替えである。武器を買わせたり、米軍の代わりに派兵を引き受けてくれ、国内の反対を取り締まってくれるのだったら、誰が総理でもいい。自民党が選挙で惨敗するだけでも面倒なことであり、しかも野党が結束して共産党の影響力が増大することは何としても防がないといけない。そうなる前に手を打っておこう。そう考えないわけがない。

 ただし、リビアやシリアのように内戦を起こす必要はなく、ロシアや中国のように工作など受け付けない大国とは違う、ということで日本に対しては選挙に向けて野党に手を回し、すると日本人はトロいからあっさりやられる。
 実際に、リビア、シリア、クリミア、ベネズエラ...これらアメリカの関与を指摘する人たちの中にすら、今回の安倍ー前原ー小池のクーデターに「これで安倍を辞めさせられる」と乗せられ浮かれている人たちがいるのだから、日本人はトロさは度し難いが、あるいは、よほど工作が上手ということで、ここまで周到に日本だけで出来るわけない。

 だからこそ、すでにコントロール下にあるメディも煽り立てる。テレビは民進党の護憲派議員を追い回し「安保法制を認めますか」「改憲を認めますか」とマイクをつきつけ、口籠る姿を電波に乗せてさらし者にし続けている。今や、平和とか護憲とか言って闘ってきた人たちは、汚職や秘書への暴力や不倫を疑われて離党した議員たちと同じように追い回わされ、屈服する姿を嗤われている。

 この騒ぎ方はリビアの政変とNATO軍介入の当時に酷似しているが、あの当時の報道などを批判的に見ていなかった者にはわかるまい。
 しかしアラビア語が出来てリビアでカダフィに面会したこともある小池百合子は、そのあとNATO軍にカダフィが殺されたら、その後の傀儡政権を公然と祝福していた。
 そんな人が日本の番になったら担がれていることは象徴的である。




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Commented by 名無し at 2017-09-29 18:41 x
お師匠さんの視点から、ツイキャスに貯蓄されている
沢村直樹氏の動画を見ると、お師匠さんの劣化コピーであるので
お笑い番組として楽しめます。無理して小室直樹氏になろうと
背伸びしているのでケアレスミスの突っ込みどころも多いです。
Commented by ruhiginoue at 2017-09-30 10:22
自称は保守で他からは右派と呼ばれる人ですね。
そういう人のほうが目の付け所が良い場合もありはしますが、その先がダメですね。
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by ruhiginoue | 2017-09-29 15:43 | 政治 | Trackback | Comments(2)