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by ruhiginoue

詩織さんを待ち受けるセカンドレイプ

 「私が受けた行為は28年間生きてきたなかで最も醜い人権侵害」
 そう言って、あの詩織さんは損害賠償を請求して提訴したとの報道である。
 そして「最も」ではなく2番目になる。訴訟すれば「セカンドレイプ」が待っているからだ。これは国賠裁判や医療裁判も同じだが。

 先ごろ、アメリカでOJシンプソンが仮釈放された。失った自分のスポーツ記念品を取り返そうとしたが、このさい拳銃を持っていた(当人は否定)ので強盗とされ裁判で有罪となり服役していた。彼はアメリカンフットボールの殿堂入りするスター選手で、その後は俳優など芸能人として大活躍し、日本で公開された映画やテレビの作品も多い。
 そんなスターが「転落」したのは、元妻とその友人を殺害した疑いをかけられたことがきっかけであった。刑事裁判ではお粗末な捜査などが問題となり無罪となったが、被害者の遺族から民事訴訟を起こされると敗訴して多額の賠償金を支払わされる。このあいだ芸能人としての活躍ができなくなり収入が途絶えたうえ裁判で多額の出費を強いられてしまったのだった。
 このように、刑事裁判で納得できないなら民事裁判に訴えることで一定の成果が得られることもある。

 しかし、日本ではどうだろうか。そこそこの名誉回復がされた事件もあったが、逆に追及を諦めないことに対する報復的な対応をされることもある。
 特に詩織さんの場合は政治的な圧力により刑事裁判がつぶされたのだから、まだ民事裁判があると一縷の希望に賭けるしかないとはいえ、やるからには相当のリスクがある。
 まず、請求を棄却されたうえ証拠を無視してて荒唐無稽な認定をされる恐れが大きい。「枕営業」するため自ら誘ったことにされてしまったり、反訴されて逆に莫大な賠償金を払わされたりの恐れもある。最悪、口実をもうけて逮捕されたうえ国際的に悪名高い日本独特の密室取り調べで拷問や暴行を受けることもありうる。なぜなら、そうしたことは現実にたくさんあるからだ。
 そういう不正が存在しない国なら、最初から民事裁判などしなくても逮捕状が握り潰されることなく刑事裁判になっている。

 もちろん、そのような現実を承知のうえで後戻りできない覚悟をして「ルビコン川」を渡ったのだろう。
 だから裁判に付随する問題について、詩織さん側は適切に対応するはずだ。
 例えば、マスコミはまだ相手にしてもいいが運動団体は構ってはならないということ。日本の運動団体は人権擁護に関心がない左翼崩れ老人の自己満足の場。人権侵害を受けた一般市民は支援ではなくネタとかダシにされるだけで、なかでも特に女性、まして性犯罪の被害者は酷い侮辱と嘲笑をされるのが実態だ。
 しかし、これらは言われなくてもわかっていることであろう。



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by ruhiginoue | 2017-10-03 15:12 | 司法 | Trackback | Comments(0)