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by ruhiginoue

『トワイライトゾーン』の「暗闇の男」と現代

 アメリカの人気テレビドラマ『トワイライトゾーン』(日本放送では『ミステリーゾーン』後に映画化で『トワイライトゾーン』と原題と同じに)には、幻想的な物語に風刺や社会批判が込められていたが、その中でも特に「暗闇の男」という挿話にはこの傾向が強かった。
 これは翻訳も当時のままで繰り返し放送されている。

 かつて再放送で観たのと同じものが、誰かによって動画サイトに投稿されているので、改めて観た。監督がスチュワート=ローゼンバーグだったとは気づかなかった。
 ただ、一部音声が消えていて、差別的な言葉だったからだろうが、二か所のうち前のほうでは、右翼の青年が街頭でアジ演説して野次られるなどしたあと「あいつらはアカだ」と言っていたはずだ。差別ではないが、政治的だから音声を消したのだろうか。

 ところで、ここでは観た人たちのツッコミがテロップになることは周知のとおりだが、最初、右翼の青年が友達数人と政治結社をつくり街頭演説していて、「国際金融資本が~」と言ったり人種差別発言したり、また今ちょうど百田尚樹が吐いた暴言と同じことまで言っているのだが、ここで「ネトウヨと同じだ」とツッコミがあり、また過激な演説をしても本気で相手にされていないから「まるで外山亘一だ」というテロップ、それが今でいうヘイトスピーチと危機扇動によって次第に支持を集めてくると「石原慎太郎だ」「橋下徹だ」というテロップ、ところが仲間割れになると「維新だ」とツッコミが入るので可笑しい。

 しかし、今にも通じる普遍性のある風刺であるから、観たことが無い人にはお勧めである。





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by ruhiginoue | 2017-11-07 15:24 | 映画 | Trackback | Comments(0)