はしだのりひこ死去で思うこと
2017年 12月 02日
ザ・フォーク・クルセダーズの元メンバーで、解散後は「風」「花嫁」などのヒット曲で知られるフォーク歌手のはしだのりひこ(本名・端田宣彦〈はしだ・のりひこ〉)さん(72歳)が2日、パーキンソン病のため京都市内の病院で死去したそうだ。通夜は5日午後7時、葬儀は6日、同市伏見区内において、喪主は長男の篤人さんとのこと。
かつて、このブログで「はしだのりひこ子供イジメ被害体験談」という話題を書いたが、彼は妻が病気で入院している時に看病しながら子供といっしょに家事をしていて、その時に学校で子供が同級生の暴力によってケガをしたそうだ。
この家事体験談は雑誌『通販生活』に連載され、のちに単行本『お父さんゴハンまーだ』となり、これをもとに映画化『風のあるぺじお』が作られたのだった。
その後、病気の妻が死去し、そのとき彼も病気になっていて、それも難病であるため薬の副作用もあって苦しく大変だと言っていた。そしてとうとう亡くなったということか。
この病気のため芸能活動を休止していたが、それまでは芸能活動とともに故郷の京都で環境保護運動をしていた。
この運動について彼は日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』の記事に出て語っていたが、この際はしだのりひこ氏は「僕は共産党さんと意見が一致するところが多くある」としながら「ただ、基本的な認識が異なる」とし、「共産党さんは人間が基本的に良い習性だという、つまり性善説に立って社会を改革しようという立場だけど、僕は人間の習性は基本が悪いものだという性悪説に立脚している」と述べていた。
このあたり、どうなのかと多くの人が考えるところだろう。
by ruhiginoue
| 2017-12-02 22:40
| 芸能