小食だから仕事ができるのではなく充実しているから食べないでいい
2017年 12月 23日
世界の、大統領や首相など頂点の政治家や、大企業を経営する実業家や、有名な芸術家とか売れっ子の芸能人や、華やかに活躍するスポーツ選手など、バリバリと仕事をこなしたりしている人たちは意外と小食であるという話を日刊ゲンダイが書いている。
そして、やはり日刊ゲンダイだから、安倍総理が食ってばかりいるとこき下ろし、これは少々こじつけという感じがする。
もちろん食べ過ぎてかえって身体の働きが悪くなることはあるけれど、必要な栄養を摂らなければ活動が満足にはできない。日刊ゲンダイが例として挙げている人たちの他には、同じ分野で大活躍する人が、それゆえ食べる量も多いという例もたくさんある。
それぞれの体質や活動と食事の内容とのかかわりなど総合的に観察しないと、小食と大食とではどちらが良いかなどわからないし、そもそも食べる量の大小とはどの程度のことなのかも明確ではない。
また、小食だと仕事バリバリになるのではなく、仕事バリバリだと、まず飯を食う暇がないし、充実していると旨いもの食いたいとか沢山食べたいとか思わなくなるので、逆ではないだろうか。物事がうまくいかないとか楽しくないとかでは、やけ食いもするものだ。
これは、かつて話題になった『寂しい女は太る』という本の内容と共通する。ここで指摘されていたのは、具体的にマスコミを通じ知られている女性を例に出して、精神的に不満足だと欲求不満を紛らわすために代替行為として食べるという実態であった。そして、一人でガツガツと食べているのはオナニーしているのと同じであると警告していた。
それに、動物実験で明らかになったことだが、シッポに針を刺しっばなしにして、命にかかわらない傷だが常に痛みを感じているという状態にしていると、ひたすら食べ続けるようになり、これは気を紛らわそうとする行動であろうと推測されている。
そして安倍総理の場合、やはり充足感がないので食べてばかりいるのではないか。親睦のためと称して会食で懐柔する目的があるとしても、あの食べている様子はみるからに不健康な感じである。
そんな知り合いがいた。その人は安倍総理の持病と同じ病気にかかっていたが今は健康だと言い、はたから見ても元気そうで身体に不安そうな様子はない。病気の時は入院したり大量に投薬したりでもなかなか回復せず、ところがある時から急に、効かなかった薬も効くようになるなどして良くなったそうだ。
これは、親の呪縛から逃れたためだと言う。たまたま、障害者の施設でボランティアを求めているのに出会い、これに何気なく参加したあたりから良くなったそうだ。
それまで、もしもそんなことをしたら親から叱られたらしい。自分の得にならないことなどするなと言うことだった。それを守ってひたすらエゴイストを貫いてきたが、たまたま出会ったボランティアで、自分のためより困っている人や弱い人の手助けをするというのが崇高で悦ばしいと感じ、それからというもの病気がどんどんよくなったそうだ。
ということだから、安倍総理にも、親それ以上に祖父の呪縛から逃れて、政策を改めて健康になってほしいものである。
by ruhiginoue
| 2017-12-23 15:44
| 雑感