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by ruhiginoue

便器を素手で掃除させるのはもともと不良への懲罰

 生徒に便器を素手で掃除させる公立学校が批判されている。提唱したのはいわゆるブラックで悪名高い企業らしいから、それも批判される一因だろう。不衛生なので保健所が指導してやめさせないといけないことだし、そもそも、こんなのは美化運動でも教育でもなく、嫌がって当然のことを無理強いすることで服従させることしか効果がないから、なるほどブラック研修と同じ発想というわけで、当然ながら問題になるのだ。

 もともと、便器を素手で掃除することが最初に話題になってテレビでも取り上げられたのは日生学園だったはずだ。この全寮制私立校は芸能人のダウンタウン浜田が卒業していて、彼も脱走を試み失敗した生徒のうちの一人だそうだ。
 ここは制服着用とスキンヘッドを強いられオシャレは一切できず、娯楽も自由な時間もない。小遣いは使えず出されたものしか食べられず菓子などとんでもないことで、文具の購入でさえ教師の許可が必要という徹底管理統制だった。
 つまり学校というより刑務所であり、それで脱走やストレスからのいじめ学内不審死など問題が多発し、内部告発も相次いだ。力づくで押さえつけるために職員は体格がよくて腕力が強い者を多く採用していて、そのなかには教員免許を所持していないものが多数いたことが疑われている。

 そして、その後は名称を変え刑務所よりは学校らしさも出るようにしてイメチェンしたが、本質はあまり変わっていないともいわれる。
 こんな私立校の実態を知って自分から入りたがる者がいるわけがなく、親も普通なら入れようとはしないが、そこへ無理やり入れられる生徒の多くは不良であった。だから、教育の内容が服従であり、それを仮に是としても学校教育としてはあまりに非常識であるが、なぜかというとそれは実質が懲罰であったからだ。
 これと同じことを一般的な学校で行うなど、とんでもないことであることは言うまでもないだろう。

 また、日生学園でいじめが蔓延り不審死などの事件まで起きたのは、ストレスのためであり、それしか楽しみがないためである、と指摘されていたが、これも当然のことだろう。
 そうしてみると、こうした一部の極端な学校や企業だけでななく、日本では全体的に学校でいじめが当たり前のようにあり、それがさらに職場にも及ぶのが実態だから、日本がつまらない国・社会ということだ。そうでもしないとストレス発散できず、ほかに楽しいことがない。それが日本の現実ということだ。




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by ruhiginoue | 2017-12-25 19:07 | 社会 | Comments(0)