学生運動とブレードランナー
2018年 01月 19日
仕事がらみの新年会があって、お誘いを有難く受けて出席させていただいた。
このとき、親睦と同時に、ご無沙汰していた人から声をかけられて、その後に「いろいろあった」という話をされた。
また、「お元気そう」と社交辞令で言われたかと思い、体調はひどく悪いと答えたのだが、そんなうふには見えないと大真面目に言われた。ただ、たしかに外見的には前よりやつれた感じがないだろう。表面だけ少し気を使っているだけなのだが。
そのあと、二次会にも出た。終電が気になるという人達と一緒に早めに退席したが。
このときカラオケしていた人たちがいたので、ではこちらもとDead Or AliveのBrand New Loverを歌ったのだが、美容外科の被害者で早死にしてしまったピートバーンズのことを話していたからであったのだけど、よくディスコのマハラジャなどで流れていたから懐かしいと言う人がいた。
これについて、店でお酌している若い女性から、そんなことがあったのかとびっくりしたように言われた。ピートバーンズが美容外科の失敗を治療するため外国で手術し、その費用のために豪邸もヒット曲の版権も手放したという話だ。
しかし、大ヒット曲を出したスターがセレブということ自体がピンとこないようでもあった。映画館に行かずテレビも観なければCDを買ったこともないと普通に言う。
これが今の若い人たちにとって普通のことだ。スターの存在とはファンの不幸の反映だからスターが居なくなることは理想的という意味のことをデビッドボウイが言っていたが、それが現実になってきているのではないか。
こうした若い人と話しているほうが精神的に健康である。世の中の実態と合っているからだ。
さきほどは二次会には来なかった老人たちが酒を飲んで学生運動を懐かしむ話をしていたことに生理的に違和感を覚えていたが、それよりはまだずっと年下の人たちが「いやー『ブレードランナー』の続編は長いけどよくできているから必見だよ」とか話しているのにも同じ違和感を覚えるのである。
だから、である。
by ruhiginoue
| 2018-01-19 18:33
| 雑感





