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by ruhiginoue

事情を知らずに悪口を言って恥をかく人

 なにか気に食わない意見などに対して、普通、その意見などに反論や批判をするものだろう。これは常識であるはずだ。ところが、それをできないものだから、無関係のことに難癖をつけて反論や批判の代わりにする人がいるものだ。
 そういう行為をした人の滑稽さについて、出版社の担当者と一緒に笑ってしまった。

 その出版社の担当者は、ある人と拙書『防衛医大の場合は』について話しているとき、出版社の編集で作成する帯と表紙の折り込みに書かれている見出しというか簡単な説明というかの部分が巻末の解説と同じ内容であるから、この解説は出版社で書いたものかと指摘され、そのとおりだと答えたそうだ。
 この部分は、読者に内容の要約を示す意味で作ったから編集部が書いたのは当然である。しかし、それで内容的に大丈夫かという確認を著者がしないといけないので、書かれた解説の原稿がこちらに先ず送付され、これを読んで内容に問題がないかチェックし、内容的に修正すべき部分は手を入れて校正し、それと同時に文体の乱れを整える作業をした。
 
 こういう次第だから、文体が著者とほぼ同じ調子になっている。そして名義人を表むき立てた。この人は、名目上の書き手を他でもやっている。実質が雑誌の編集で書いた記事だけど誰かの名を立てないと不都合なので資料収集など雑務を担っていた人を名目上の書き手にしておく、という手法はよく行われていることだ。ここで報酬は支払うが、楽をして貰えるから安い。これは仕方ないだろう。そのかわり、訴訟リスクが生じないように、当たり障りのない内容にしておく。
 だから、この解説を読んだ某雑誌の編集長は、また違う文体の同一名義だと指摘していた。もちろん、よほど丹念に比較しないと気付かないことだが。

 なのに、こちらに反感を持つ人が、そこでは勝てないので別のことに難癖をつけるつもりだったのだろう、解説のほうは文が上手で、本文は悪文だという中傷をしていた。これには編集の人と一緒に笑ってしまった。そして、お褒め頂き感謝だが、果たして褒められたのは著者と編集部のどちらだろうかと、また笑ったのだった。
 この解説を実際に書いたのは編集部であり、著者が内容をチェックしたさい手を入れて修正もしているということは、別に隠すことではないので、先に述べたとおり編集部の人も普通に話しているし、そのきっかけの質問が出るのだから、読んで気づく人もいる。なのに解らなくて、悪口を言いたいが先行してしまい滑稽なことになった人が約一名いたということだ。




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Commented by ケーキイーター at 2018-02-16 20:53 x
この本、出版されて、もう十年近くなりますね。その間、私はあまり進歩してないかな。いや、そんなことないだろう。
Commented by ruhiginoue at 2018-02-17 14:05
これは契約の関係とくに問屋の取り分が多いので値段が高くなってしまい、他の本より販売数が少なくなっています。
中古でなく買ってくださった方々には、そのご支援たいへん感謝しております。
Commented by ケーキイーター at 2018-02-18 20:53 x
表紙(正確に言えば、カバー部分だが)のデザインの事聞いていいかな? 真ん中にどーんとあるのは、防衛医大の校章かな? これも、お師匠さん自身の発案ですか? それとも、デザイナーさんの案? そう言えば、奥付部分に書かれている「ホームページ」て今はもうないね。増刷する時に削らないといけないね。「そんな事聞いてどうする?コーナー」になっちゃった。
Commented by ruhiginoue at 2018-02-19 14:08
最近はホームページの時代ではなくなりましたね。
こういうことに対応を考えないといけなくなりました。
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by ruhiginoue | 2018-02-16 15:34 | 雑感 | Trackback | Comments(4)