井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhig@outlook.jpまで


by ruhiginoue

不正選挙の論点を整理すると

 「不正選挙」について訴訟を起こした人たちの裁判を東京地裁で傍聴したことがあるが、その前に行われた選挙が状況証拠から怪しいと指摘はするけれど、実際に不正が行われたという立証はできていなかった。 
 この時、支援に来ていた人たちの会話を聞いていると、311震災は人工地震による攻撃であるという話題にも熱心であったが、どこの断層で核爆発を起こしたという理論的な指摘は無かった。それが仮にあったとしたら、次は、実際にそうだったことを示す放射能の検出といった証拠が必要だけれど、理論的な指摘が無いので当然ながら証拠も無かった。
 
 このように、先ず、なぜ、どのように、という理論的な指摘が必要で、次に、それが具体的に実行された証拠を必要とする。それを理解できない人が多い。
 そうしたら、これについて白川もと自治大臣が指摘していた。政治家を辞めて弁護士に戻っている同氏は、これまで不正選挙について、根拠もなく騒ぐ人たちがいるので同調しなかったが、しかし切羽詰まったらやりそうな人たちはいるので、心配と監視は必要だと主張していた。

 このように、起こりうることなので要注意であることと、実際に起きたこととして問題にするのは、別である。先ず「絶対に不正はありえない」というのは、実際に不正があった現実によって否定できる。自治体レベルでは既に逮捕者が出ている。
 ただし、地方では有権者の数が少ないため、僅差で当落が決まることが珍しくないうえ最下位当選と次点と一票差なんてことまであるから、そこで不正が起きるという事情がある。しかし有権者が多いと、少しの差だから操作してやろうという動機がなくなると同時に票数が多いため操作が難しくなる。
 このため、例のムサシという集計機が数字を改変しているのだという陰謀論を説く人たちがいるのだが、それを疑うのと、実際にそうであるのとは話が別である。すると、証拠は無いし、否定論もある。だから、絶対に不正が無いと断定はできないが、根拠が不十分なのに疑いだけで断定している人たちも間違っている。
 
 また、国際選挙監視団の派遣を日本が断ったという噂があるけれど、これは外務省が公式に否定しており、かつ噂の内容をよく検討すれば、監視団の必要がある国と監視団を出している国が逆になっていたり、ありえない設定である。こうなるると、選挙監視団拒否は荒唐無稽なデマと言える。
 ただ、それとは別に問題がある。これまで日本は、選挙監視団を不安定な国に派遣しており、派遣される不安定な国ではなかった。だから必要ないとか在り得ないとかいう人たちがいるけれど、これも違う。もう昔とちがって、日本は大震災のうえ原発事故があったので、これからは政情不安定の国々と同じ扱いになるべきだし、原発の利権がらみで選挙に不正のおそれがある、ということで選挙監視団を外国から迎えるべきだと言われるようになったのだから。

 つまり、今後は日本も不正を危惧すべきというのと、実際に過去すでに不正が行われていた事実があるのというのは別なのだ。なのに、既にこんなことがあったという変なデマを流す人が絶えないのは、なぜか。あまりに滅茶苦茶なので、もしかしたら、この先やろうとしている伏線で、予め荒唐無稽なデマを執拗に流布しては否定するという反復により「オオカミが来た!」の状態にしたいのかと疑ってしまう。

 あと、滑稽なことに、自分が支持する側が勝った選挙では不正について何も言わず、負けた選挙では不正だと叫ぶ人たちには、不正が絶対にありえないという完全否定派でない者でさえ困惑させられているが、これかなぜかという一つの可能な回答がある。
 あの訴訟に来ていた人たちの中にも目立っていたが、不正選挙で陰謀と叫ぶ人たちの一部には「それで小沢一郎が総理大臣になれない」と必ず言う人らがいる。こう言う人たちは本当の支持者ではなく、ただ好都合だからと利用しているだけで、祀り上げ神格化しているから、勝って当然で負ければ不正と言うのだ。
 こういうことをするから、「だから小沢信者はダメなんだ」という反発も起きるのだ。そして冷静さを失う。

 こうなると、ムサシとか決まり文句を使わず、不正があった事実にだけ注目し、そこから警戒をよびかけ監視を強めるしかないだろう。

f0133526_15530183.jpg


[PR]
トラックバックURL : https://ruhiginoue.exblog.jp/tb/29709442
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
名前
URL
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2018-04-27 17:33 | 政治 | Trackback | Comments(0)