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by ruhiginoue

高須クリニックが名誉毀損の裁判で敗訴

 前に月刊誌で、大西健介衆院議員のことに触れた内容は、読んでくださった方々には既知のことだ。
 だが、簡単に説明すると、同議員は国会の質問で美容外科の宣伝について取り上げていたから、その問題について問い合わせたところ、実はすでに陳情もあったそうで、また国会議員ともなると色々な陳情があり、特に対応できることではないと答えていたそうだ。
 また、質問の中で美容外科の宣伝に言及したのは、あくまで医療一般の問題として宣伝と法規制が問題であるから、ということだった。

 さて、同議員がその質問のなかで発言した「CMも陳腐なものが多く、イエス○○とクリニック名を連呼するだけのCM」が、高須クリニックにとって名誉棄損に当たると訴えられ裁判となった。
 これに東京地裁の河井芳光裁判長は、その発言は高須クリニックのCMを指すと指摘したものの「CM一般に向けられた発言で、原告の医療機関に評価を加えたものではない」と判断し、高須クリニック側の訴えを退けた。

 「僕は傷ついているんだ」と同クリニックの高須院長は不満を言っていたが、名誉または名誉感情が毀損されて社会的評価が落ちたか否か社会的コンセンサスから問題になることであって、個人的に気持ちが傷ついたかどうかは争点にすらならない。
 しかし高須院長側は控訴する方針だという。

 もともと、そのCМは「ナチス!高須クリニック」「イエス!ナチスクリニック」などと散々皮肉られていたが、これには傷つかないのに「陳腐」と指摘されたら傷つく高須克弥という人の感覚は、理解できない人の方が圧倒的に多いはずだ。
 しかし、高須院長はナチを擁護する発言をして国際的に問題になっていたから、普通はナチスと一緒にされたら傷つくが、高須院長は傷つかないのだろう。

 それに、高須院長だけのことではなく、美容外科は人種差別と結びついているから、ナチスとは親和性がある。ナチ収容所での人体実験で有名なヨゼフ=メンゲレ博士も、人種的特徴を手術で変える研究をしていた。
 だから戦犯としての追及から逃亡中に、よくSFのネタにされて、危ない発想の研究をしていることにされていた。『ブラジルから来た少年』でヒットラーのクローンを作り、『マイティジャック』では日本に潜入し、白人のように鼻を高くしてやると言って女性たちを相手に美容外科で儲けていた。

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 だから、宣伝に熱心な一部の診療所だけの問題ではないのだ。
 




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Commented by ケーキイーター at 2018-04-24 21:04 x
単に、議員やっている大西さん相手に因縁付けただけにしか見えない。

何で、私はこんなにキーボードのミスタッチが多いんだろう? 単なる無意味な愚痴。
Commented by ruhiginoue at 2018-04-25 09:04
裁判所に来るとき後ろから例の変な漫画家の女がついてきて、これ見よがしにスケッチブックを抱えているのだから、ネタづくりですね。
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by ruhiginoue | 2018-04-24 16:07 | 司法 | Trackback | Comments(2)