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by ruhiginoue

加藤寛治衆議院議員を野田聖子総務相も批判

 加藤寛治衆院議員(自民党)が「必ず3人以上の子供を産み育てていただきたい」「子供産まねば人様の税金で老人ホーム」と発言し、これは女性を侮辱しているのではないか、などと問題になったが、野田聖子総務相も批判し「そういうことを言ったから子どもが増えるということでは決してない」と指摘した。
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 たしかに、ただ加藤議員のように言えばいいのなら、そもそも政治家はいらない。

 これで思い出すのが、かつて右翼活動家の赤尾敏もと代議士が、国旗掲揚と国家斉唱を強制する自民党など政治家の姿勢を批判していたことだ。彼は右翼だし、実際に日の丸と君が代が大好きで、反対する者はケシカランと言っているのに、なぜ批判したのか。
 それはまず、権力が強制することには慎重さが求められ、必要最低限の場合に限られるという原則は尊重すべきという趣旨だった。
 さらに、政治家の仕事ではないという指摘だった。政治家の仕事は、国民に国旗を掲げ国歌を唄えと命令することではなく、国民が国旗を掲げて国歌を唄いたくなる国にすることだ。なのに政治家が仕事サボってはダメだというわけだ。

 それと同じことだ。子供を産める安心な社会にする責務が政治家にはあるのに、その仕事を怠けて国民に命令している加藤議員。こういう政治家が他にも自民党にいて、同様の発言が飛び出しては問題になってきた。
 まず自分の仕事をしろと言いたくなるが、しかも加藤議員は子供が六人いるけれど孫は八人だそうで、十人も少ない。よそ様に言う前に自分の子供たちに言わないとダメじゃないか。でも、それを命令されたら可哀想である。



by ruhiginoue | 2018-05-15 17:57 | 政治