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by ruhiginoue

札束の帯封は何のためか

 札束をまとめる帯封には金融機関の印があるけれど、これは金の出どころが善良なのを証明するものらしい。だから、マネーロンダリングのため高額な買い物で使用するなどの犯罪と関わらないように、信用ある金融機関の印が帯封にある札束でなければ支払いの受け取りを断わられることがある。
 また、札を一枚でも抜けば緩んでしまうので判るし、機械で束ねるのだから、最初から枚数を故意に不正にしない限り、数え間違いなどは無いに近いと言える。
 したがって、銀行員でさえも、窓口以外では数えずに受渡しするそうだ。

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 しかし、絶対に大丈夫というわけではなく、あの漫画『ナニワ金融道』では、相手が金策で焦っていると見透かして札束から一枚ぬいて自分らの昼飯代に使ってしまい、渡したらやはり客は数えもせず大急ぎで支払いに向かい、後で文句を言われないかと心配する主人公に上司は「受領証を受け取っているんやで」と平然と言う。
 また、この作者も、帯封なんて信用しては危ないと言っていたことがある。

 それに、かつて他の金融機関から引き出した印つき帯封の札束を別の金融機関に渡したことがあるけれど、その女性行員は目の前で封を切って数え確認した。キッチリ固く結束されていても、確認は必要ということだ。
 ところが、ある銀行で、受け取った札束を数えようとしたら、そこの女性行員は「なにか?」と文句がある表情と口調で言った。だから、いちおう確認すると言ったのだが、「一本」で間違いないと意固地な感じで言われた。

 これについて、その銀行に昔務めていた男性に訊いてみたところ、受け取ったらすぐに数えて確認するのは普通のことだと言った。また、ほかの銀行の女性行員に訊いても、自分が札束を受け取った場合に帯封に印があっても必ず数えるのだから、渡したさいお客様が数えるのも当たり前で、その銀行の行員だって受け取った場合は数えるはずなのに、自分だけ信用しろというのは失礼ではないかと言った。
 まったくその通りだ。

 それで、その銀行は解約することにした。そうしたら、少し残っているポイントを残高に足して渡すから、再来店してくれと言いだした。それ相当のポイントならともかく、交通費と手間暇を考慮したら赤字である。だから失効でよいと言った。
 この銀行は、だいたい行員がダメだと感じた。これを先の元従業員に言ったら、正直もともと将来性が不安で、その前に定年でよかったと思うのだそうだ。


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Commented by ケーキイーター at 2018-05-18 18:17 x
うわぁ。そんな大金の札束、自分で手に取って見たことないなあ。
Commented by ruhiginoue at 2018-05-19 07:58
これからは銀行の存在が無意味になるから、現金を扱うのに慣れないといけません。
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by ruhiginoue | 2018-05-18 05:56 | 経済 | Trackback | Comments(2)