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by ruhiginoue

丸木位里・俊「沖縄戦の図」を佐喜眞美術館で鑑賞

 丸木位里(1901~1995)・丸木俊(1912~2000)夫妻による『原爆の図』を常設展示している丸木美術館を訪れたのは91年か92年だった。
 このとき、発電機による自家発電によって電気をまかなっていた。1989年に東京電力福島第二発電所の損傷事故があったから、原発に抗議する意味で原発分の電気料金は払わないと東京電力に通知し、電気料金の一部を支払わなかった。これを東京電力が料金未払いとして送電を停止したのだった。
 もともと報道によって知ってはいたが、行って実際に見ると、ただ聞いた話とは感じが違い色々と思うことがあった。
 もちろん『原爆の図』も、行って実際に鑑賞したら(どんな名画もそうだが)やはり迫る力が印刷や写真とは違う。

 この『原爆の図』は80年代の前半、社会科の教科書に一部の写真を掲載しようとしたら検定でケチがつき、そのわけとは「悲惨すぎる」からということ。
 あの当時は、表面だけ捉えて本質を見ず子供に真実を教えないのか、という批判が主だった。だが、後からよく考えると、あれはアメリカの顔色を伺ってのことだったと考えた方が自然で納得できる。

 さて、先日。この作者による『沖縄戦の図』を、宜野湾市にある佐喜眞美術館で鑑賞することができた。やはり実物を間近に見ると迫力が大違いだ。下はプログラムと入場券である。

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 この美術館には屋上の展望台があり、市内を見下ろせる。すると米軍海兵隊の普天間飛行場が見えたが、この話題は次にする予定である。

 『沖縄戦の図』を常設展示している佐喜眞美術館について、詳しくは以下の公式サイトへ。





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Commented by ケーキイーター at 2018-06-02 21:12 x
丸木美術館へは、昔、高校生の時に、行ったことがあったんじゃなかったかな。先生に引率されて。で、俊さんの話を聞く機会があって、「学校がこうやって生徒を連れて来る。というのは珍しい」という事を、確か言っていた様な。そんな記憶が甦ってきた。学校単位で行く。確かに今考えると、そうなのかもしれない。私の高校、やたらと「反・原爆」にこだわっていた。私としては、「何を今さら。当たり前でしょう」なのだが、その「当たり前のこと」って、なかなか人は実行できないでいる。

Commented at 2018-06-02 21:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ruhiginoue at 2018-06-03 16:50
 修学旅行で広島に行った人の話はよくきくけど、場所によっては丸木美術館なら近場となりますね。
 なかなかよい心がけの先生がいましたね。
Commented by ケーキイーター at 2018-06-03 20:45 x
変な先生もいた。「ケーキ、お前の血液型はA型だろう」って、行って来た奴がいた。全然違う。血液型で生徒に指導が簡単にできる訳ねーだろーがーっ。

まあ。いい先生もいた。ってことかな。
Commented by ruhiginoue at 2018-06-04 19:17
どんな学校にも変な先生はいますよね。
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by ruhiginoue | 2018-06-01 12:32 | 美術 | Trackback | Comments(5)