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by ruhiginoue

盗聴くらいやってないわけがない

 総理ベッタリ記者の性犯罪を訴える伊藤詩織さんは、そのため様々な迫害を受けてしまい外国で生活している。自宅が盗聴されていないかと探知機で調べたこともあり、こんなことまでしないといけない緊張を強いられたことも、日本にいられない原因の一つだと言う。
 ところが、この話が曲解されて、自宅に盗聴器が仕掛けられていたと伝わった。
 
 ジョングリシャムの小説を映画化した『レインメーカー』で、主人公が勤める法律事務所に盗聴器が仕掛けられていたのを専門家が発見する場面がある。妙な電波が出ていると思ったら、やはりそうだったという次第で、その盗聴器がチェコ製だから私立探偵か産業スパイの仕業だ、と専門家は指摘する。これがFBIやCIAなど国の機関だったら国産の高価な盗聴機を使うはずだから。
 そして、盗聴器に気付かないふりして、わざと嘘の会話をして敵方の反応を試す。

 もしも伊藤詩織宅に仕掛けられていて、これが安部内閣にとって不都合だからという動機で、その筋の者がやったとしたら、今はもっと高度な方法があるはずだから、そうするだろう。盗聴の技術も日進月歩であり、電柱によじ登ったり電話に雑音が入ったりは大昔のことだし、盗聴器を仕掛ける必要すら、とうになくなっている。
 よく市販されている探知機は、専らストーカー対策だろう。贈り物の置物やぬいぐるみなどの中に仕組まれていたことが実際にあるから。

 かつて防衛医大の訴訟中に、国側代理人の弁護士が、原告の自宅の電話を聴いたと明言した。だから盗聴ではないかと、東京弁護士に人権救済を申し立てた。その時の担当は、この種の問題に関心があることで知られる弁護士だったから、調査に積極的だった。しかし担当が代わると途端に不処置とされてしまった。なぜかについて同会は沈黙した。
 こうなるのは、弁護士会の手に余るという場合だが、問題の弁護士は東京弁護士会に所属しているのだから、訊いてみればいいはずだ。どうせいいかげんで訊かなかったかもしれないが、訊いてみたら盗聴したことを認めたとか、盗聴以外の方法つまり通話相手から不正な手段で聞いたとか、どうであれ言えない話だったという可能性もある。

 とにかく、盗聴それ自体は、警察が犯罪操作で発見したこともあれば、逆に警察が違法に行ったこともある。創価学会もやったし、ニクソン大統領だってやったし、自衛隊の情報隊だってやってないわけがない。

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by ruhiginoue | 2018-07-05 18:30 | 社会 | Trackback | Comments(0)