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by ruhiginoue

シュワルツェネガー『コマンドー』設定の謎

  80年代の半ばに公開されたアーノルド・シュワルツェネガー主演の『コマンドー』という活劇映画があった。
 ちょうど『ランボー』シリーズがヒットしていた当時だったので、真似だとも言われた。シルベスター・スタローンも、真似しやがってみたいなことを言ったらしい。

 これを新宿の映画館で観たが、ちょっと荒唐無稽なところがあったけど、よくできていたと思う。

 この映画は、退役していた特殊部隊の隊長が、娘を誘拐されたため、完全武装して奪回しに行くという話である。タイムリミットがあって、間に合わなければ娘が殺されてしまうとの設定にすることで緊迫感を盛り上げていた。

 ちなみに音楽はジェームズ・ホーナーである。後に『タイタニック』でアカデミー賞を受ける。小型飛行機を操縦していて墜落事故を起こし死亡したことでも話題になった。
 この作曲家、よく手抜きをするのでも有名である。『コマンドー』の音楽と、やはり彼が書いた刑事もの映画『48時間』の音楽が全く同じである。
 あと監督のマークLレスターには、『炎の少女チャリー』があった。

 ところで、この映画の設定で、劇中に説明されていないから観てわからないことがある。
 アーノルド・シュワルツェネガーふんする主人公は、娘と2人暮らしのようである。娘に扮しているのは子役時代のアリッサ・ミラノで、とにかく可愛らしい。

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 この父娘は仲が良いけど、娘の母親は出てこない。離婚したのかそれとも死別したのか、とにかくいないようである。この説明がない。
 また、結婚した相手との間の娘かどうかもわからない。結婚しなかったが子供はいたのかもしれない。
 あるいは、本当の親子ではなく養女なのかもしれない。ちょうどあの日本映画『野生の証明』の高倉健と薬師丸ひろ子のように、元特殊部隊の男が、事情あって親をなくした娘を引き取ったとも考えられる。

 一体、この『コマンドー』の設定は、どうだったんだろうか。のちにネット上の情報を調べたら、娘を産んだ後、産後の日だちが悪かったのか、すぐに死んだ設定らしい。その根拠は不明だが。脚本にはわかるように書いてあったけど、細かいことはいいんだとカットされたことが考えられる。これはハリウッド映画には、よくあることだから。
 そしてこれがハリウッド映画のつまらないところである。






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Commented by ケーキイーター at 2018-08-15 13:09 x
『コマンドー』って、確か、通りがかりの黒人女性が、主人公を助けていたじゃないですか。私はこれ、彼女は主人公の昔からの知り合いの人、って設定にしておけば、もっとリアルに感じるのに。あのお姉さん、見ず知らずの主人公をせっせと助けていて、お人よし過ぎる。私の印象はこれ。この映画は、映画館では観ていなかった。レンタルビデオか何か。

あ、先日、『未来のミライ』を見て来ました。
Commented by ruhiginoue at 2018-08-15 14:53
レイドーンチョンの扮するスチュワーデスの女性でした。巻き込まれて仕方なくで最後は理解を示すようになるんだけど、ここでハリウッド映画だから主人公とロマンスに発展するように設定されていたけど、筋肉ムキムキ男には似合わなかったと言うこで、そこはなくなったみたいですね。
Commented by ケーキイーター at 2018-08-15 16:03 x
肝心のことを書き忘れた。「髪の爆弾」も買ったんだっけ。時間ができて、私の体調が良い時に、ぼちぼち読むことにします。ジブリの鈴木プロデューサーの『南の国のカンヤダ』まで買った。うわあ、また、私の家の中に、書籍類が増えたあ。そんな自分は自分で楽しい。
Commented at 2018-08-15 16:06 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ruhiginoue at 2018-08-16 11:12
ありがとうございます。「髪」ではなく「紙」ですね。
Commented by ケーキイーター at 2018-08-18 13:58 x
うわあ。変換ミスだ。よく見なかったな。ごめんなさい。
「カンヤダ」と他の本と一緒に読んでいる。私、集中力無くて、数冊の本や雑誌をワン・チャプづつ少しづつ読むことが多いです。「カンヤダ」もなかなか面白い。タイ人の女性のお話。ノンフィクション小説だそうです。
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by ruhiginoue | 2018-08-14 17:49 | 映画 | Trackback | Comments(6)