妻が先に死んでくれたらいいと言う老人
2018年 08月 19日
前に大騒ぎになった、群馬県の85歳男性による暴走運転事件。自動車や自転車や建物に何度もぶつけて、自動車の運転手が負傷したり、登校途中の女子高生が死亡したり、悲惨な被害であった。
この老人は、その前にも物損事故を数え切れないくらい起こしているので、家族からもう寄る年波だから運転をやめるように言われていた。なのに強引に運転をして事故を起こした。
その日も、家族が止めようと駐車場まで追いかけてきたのを振り切って発車した挙句のことであった。
この 85歳の男性は、老人福祉センターへ行って、そこにいつも来る80歳の女性に会うのを楽しみにしていて、帰りに自分の車で運転して送って行きカッコつけていたそうだ。
このモウロクスケベジジイによる大事故について、知人の七十代半ばの男性と話していたら、病気の妻の介護のためにどうしても自動車が必要なので運転しているが、いつまで運転できるか年齢的に心配だと言った。
そして、もしも運転して事故を起こしたりしたら大変な迷惑をかけてしまうから、自分が運転ができなくなる前に妻が死んでくれればいいんだけれど、と大真面目に言った。
この人は大変な愛妻家なので、それだけに深刻である。
by ruhiginoue
| 2018-08-19 06:19
| 社会