関西空港と辺野古埋め立て
2018年 09月 07日
「国民の生命財産を守る」と言うのが軍拡の時だけで、自然災害については冷淡なのが自民党であるから、これは一部の業界を儲からせて政治献金もらったり利権に与ったりのうえ自分だけ贅沢するということだ。
ところで、台風のため関西空港に居た人たちが混乱に巻き込まれて往生していたけれど、この空港は大赤字だし、沈下しつつあっていずれ水没ともいわれている。
そもそも埋め立ては金がかかりすぎるし環境への悪影響も当然大きいのだから、浮体工法という航空母艦をたくさん繫げたような方法にすれば遥かに安上がりだし環境への影響が少ないと指摘されていたけれど、埋め立てになってしまい、なぜなら土建屋だけは儲かるからいいのだ。
これと同じなのが、沖縄の辺野古新米軍基地建設の埋め立て工事である。だいたい米軍基地なんて役に立たないという問題は別にして、米軍基地は辺野古でないとダメというのは嘘だったから、当時の政権が官僚に騙されていたと鳩山元首相が言っていて、それで辺野古を訪問もしているわけだが、そのうえ辺野古の海を埋め立てることは自然環境への深刻な被害が危惧され、これが世界各地から注目されているし、海底がマヨネーズ状態であるから埋め立てに向いておらず、しかも活断層がある。
それでも強行するのだから、これも土建屋が儲かるというだけのことだ。実際に地元で賛成している人たちは、その利益を頂こうという連中である。
このように日本は土建屋が威張って勝手放題の国なのは昔からだったが、その害毒が深刻なのにまだ改まらないのだから、この社会は進歩と将来性が皆無ということであろう。
by ruhiginoue
| 2018-09-07 18:42
| 社会