今年の敬老の日は何人が自殺するか
2018年 09月 17日
広報の拡声器が「景品を受け取りましょう」と呼び掛けているので何かと思ったら「敬老の日」の配布物のことだった。
これを、かつて親戚がもらったのを見たことがあるけれど、ガラクタだった。これの何が「敬老」なのか。歳よりだからとバカにしているとしか思えなかった。
それで、何か欲しい物があればあげると言われたけれど、宣伝の「粗品」みたいで役に立ちそうなものはなかった。要らないから押し付けようという感じで、こっちも遠慮どころか願い下げだった。
もちろん、自治体によって違うのだろうが、予算からして大したものでないことは確実だ。
それに、今の老人は「逃げ切り組」だし、人口比が高いのだから、逆に年寄りたちから若い人に何か贈り物でもしたほうがいいのではないか。じいさんばあさんから若い人たちへ一番の贈り物は死ぬことだと、昔のビートたけしなら言っただろうが、彼も齢70なので老人虐めギャグは言わなくなった。
かつてビートたけしは、四コマ漫画が原作のテレビドラマ『こにくらじいさん』をやっていたが、このドラマの紹介が新聞のテレビ欄に載ると、「こにくらじいさん(たけし)は人に迷惑をかける憎ったらしい爺さんで、趣味は銭湯の女湯を覗くこと」で、当時すでにたけしは地で演じていると言われていたけど、今はその元気もないらしい。
そして、毎年のように「敬老の日」は老人が自殺するもので、今年は何人自殺したという新聞記事が恒例であった。さて、明日はどう発表されるのだろうか。
by ruhiginoue
| 2018-09-17 17:31
| 社会