人気ブログランキング | 話題のタグを見る

井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

新潮社に抗議する人たち

 明日は19時に東京都新宿区にある新潮社の前に集結することになっている。これはもちろん『新潮45』への抗議のためだ。

新潮社に抗議する人たち_f0133526_11492703.jpg

 この『新潮45』の差別誌面は、売れなくなった月刊誌をなんとかするため「炎上商法」するつもりだったとみられ、現に騒動のため「完売」(もとは不動産用語)したが、新潮社に対する非難の声が高まっていて、これでは損したという結果かもしれない。

 また、『新潮45』だけが問題なのではなく、昔から『週刊新潮』を読めば明らかなとおり、新潮社には差別や反人権の体質がある。そもそも、戦前から新潮社も戦争に迎合した雑誌で商売していたのだから、新潮社の佐藤義亮も、文芸春秋社の菊池寛と同じ穴のムジナということだ。

 前にも、児童文学の灰谷健次郎が、少年事件で新潮社の雑誌が人権否定と商業主義の両方から実名報道したことに抗議し、新潮社から自著を引き上げたが、これに対して他の出版社の経営者たちが「モノカキ風情が生意気だ」と中傷していた。
 しかし、「モノカキ」も黙っていない。新潮45の居直りを受けて小説家や翻訳家たちが執筆・刊行取りやめの意志を表明している。
 
 これに大江健三郎なんか、どう思っているのだろうか。『文芸春秋』や『諸君!』の編集長(退社したら『WILL』)の堤堯のことが不愉快とか言いつつ文芸春秋社とは関係を続けて批判されていたが。過去の行動からすると、意見を訊きに行っても、おそらく逃げるのではないか。






by ruhiginoue | 2018-09-24 17:09 | 文学