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by ruhiginoue

本が好きな人はまだ多いことを示した新潮社への抗議

 昨日、新潮社は月刊誌『新潮45』の休刊を発表した。売れなくて休刊の場合は不採算ということなので事実上の廃刊である。
 かつて文芸春秋社の『マルコポーロ』がそうだったのと同じで、販売不振売だったからヘイトで売ろうとして、そんなことしても大した売り上げではなく、内容が酷すぎると批判されたら、もっけの幸いで休刊するということだ。

 その同じ日、『新潮45』の差別誌面に抗議する人たちが、東京都新宿区神楽坂にある新潮社にやってきた。呼びかけに応じた人たちは、雨にもかかわらず数百人になり、新潮社の前に集結した。

 それで、先に偵察に行った人から、テレビ局の取材が来ているとメールで写真が送られてきたので、それをtweetし、七時からということなので、ちょうどその時に新潮社の前に行くと、すでにかなりの人出であった。そこでテレビ局がインタビューをしている。これは、後に放送でけっこう大きく取り上げられたので観た人も多いだろう。

 この新潮社に抗議は、商店街や住宅街がある場所柄から、シプレヒコールもせずプラカードや横断幕を掲げて穏やかにやっていた。また、出版の現状を憂慮する本好きの人がたくさん来ていた。出版関係者や書店員だった人などもいた。このことが穏やかな抗議集会になった一因でもある。
 そうした参加者らの性質と、土地柄への配慮とが合わさり、騒がず穏便に意思表示をしていたから、市民運動への敵視活動をする連中に対しても、変な奴が来たとかネトウヨだとか後ろ指して言い合ってはいても、揉め事にならないよう自制していた。

 とにかく、本好きの人がまだ多いことを示した新潮社への抗議であった。


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by ruhiginoue | 2018-09-26 13:14 | 運動