旭日旗に韓国が反感を持つのは日本側の幼稚さが原因
2018年 10月 05日
日本政府が、韓国主催の国際観艦式に海上自衛隊の派遣を中止する方針とのこと。韓国側が自衛艦旗「旭日旗」の掲揚自粛を求めてたのに、日本側が拒否したかららしい。
そのさいの日本政府の言い分とは「自衛艦旗の掲揚は自衛隊法などの国内法令で義務づけられている。国連海洋法条約上も、国の軍隊に所属する船舶の国籍を示す『外部標識』に該当する」(岩屋毅防衛相)、「海上自衛官にとって自衛艦旗は誇りだ。降ろしていくことは絶対にない河野克俊統合幕僚長」、つまり日本国内の事情である。
これが完全に過去のことなら「いつまでもこだわってんじゃねえよ」と言うことができるけど、今の日本はどうか。平和憲法を否定して教育勅語を復活させようと大臣たちが公言し、韓国が北側と緊張緩和への努力をしてアメリカにも協力を求めて前向きになってもらえそうだと頑張っているのに、そこへ水を差すような挑発的な発言を政府がくりかえしているのだから、そこで海上自衛隊が旭日旗を掲げてやってくるなんて、とんでもないとケチをつけられても仕方ないだろう。
かつて、一緒にバイトしていた韓国人留学生に、そこの社長が「韓国は昔のことに拘ってるからダメなんだ」と言った。最近の調査で、ネトウヨは中小企業や商店の経営者が多いと判明したことが報道され、これに納得する人が多いけれど、それはこういうことがよくあるからだろう。
すると韓国人留学生は「私もそう思った。だから日本と仲良くなろうとして来た。なのに日本人から差別されてばかりだ。下宿を探していても、不動産屋に、不動産屋がよくても大家に、『チョーセンジンなんてお断りだ』と何回言われたことか」と反論し、すると社長は黙ってしまった。
この海上自衛隊の態度で思い出したのは、少林寺拳法がロゴを卍から拳に変えたことだ。「少林寺拳法」は「少林拳」とは別である。それで道衣などに付けているロゴは寺を表す卍であった。これが外国でナチのマークに似てると言われた。
もちろん卍は地図で寺の記号として使われていて悪い意味はなく、ナチのハーケンクロイツとは似ているだけで同じではない。そう反論はできる。それでも、不安や不快感を受ける人がそれ相当にいることも事実である。
そこで、我を張るよりも他人に配慮するのが大人の態度だと判断し、武道の精神からロゴを変えたのだ。
ところが日本政府と海上自衛隊は...ということだ。
そのさいの日本政府の言い分とは「自衛艦旗の掲揚は自衛隊法などの国内法令で義務づけられている。国連海洋法条約上も、国の軍隊に所属する船舶の国籍を示す『外部標識』に該当する」(岩屋毅防衛相)、「海上自衛官にとって自衛艦旗は誇りだ。降ろしていくことは絶対にない河野克俊統合幕僚長」、つまり日本国内の事情である。
これに対し韓国では「侵略、軍国主義の象徴」などの批判がマスコミや歴史家から多く出ていて、海自が旭日旗を自衛艦旗にしていることへの反発は強い。
かつて、一緒にバイトしていた韓国人留学生に、そこの社長が「韓国は昔のことに拘ってるからダメなんだ」と言った。最近の調査で、ネトウヨは中小企業や商店の経営者が多いと判明したことが報道され、これに納得する人が多いけれど、それはこういうことがよくあるからだろう。
すると韓国人留学生は「私もそう思った。だから日本と仲良くなろうとして来た。なのに日本人から差別されてばかりだ。下宿を探していても、不動産屋に、不動産屋がよくても大家に、『チョーセンジンなんてお断りだ』と何回言われたことか」と反論し、すると社長は黙ってしまった。
この海上自衛隊の態度で思い出したのは、少林寺拳法がロゴを卍から拳に変えたことだ。「少林寺拳法」は「少林拳」とは別である。それで道衣などに付けているロゴは寺を表す卍であった。これが外国でナチのマークに似てると言われた。
もちろん卍は地図で寺の記号として使われていて悪い意味はなく、ナチのハーケンクロイツとは似ているだけで同じではない。そう反論はできる。それでも、不安や不快感を受ける人がそれ相当にいることも事実である。
そこで、我を張るよりも他人に配慮するのが大人の態度だと判断し、武道の精神からロゴを変えたのだ。
ところが日本政府と海上自衛隊は...ということだ。
by ruhiginoue
| 2018-10-05 17:29
| 国際