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by ruhiginoue

おしどりマコさんらに会って話したこと2

 この項は昨日の続き。

 原発推進とか原発は安全とか、チェルノブイリ原発事故の被害は大したことない、などと主張し続けていたのは、かつて有田芳生がいたころの日本共産党系月刊誌『文化評論』も同じだった。原発問題を説いて話題の広瀬隆『危険な話』を、嘘または揚げ足取りで非科学的だと猛批判し、東電など原子力関連業界がコピーを配布していると言われ、また、どう見ても業界の働きかけによって、『文化評論』から『文芸春秋』に転載された。当時の『文芸春秋』の編集長は後に『WILL』を発行する堤堯であった。
 このあたりは拙書『朝日新聞の逆襲』で一項を費やしている。なぜなら、当時、朝日新聞および系列の週刊誌が騒いだことから、これはよく知られるようになったからだ。

 もちろん、ほとんどの民主的な科学者は、早くから原発の危険性を訴えていた。だが、その周辺にまだ原発安全論者がいて、危険じゃないというのが福島への愛だという奇妙な主張をする開沼博に協力している。
 そして、『文化評論』は経営難で潰れ「チェルノブイリ原発事故で被害を過少に見せかけるなどしてきたが、ソ連崩壊でスポンサーを失った」と右翼雑誌に書かれていた。同誌の廃刊とは別に日本共産党を追放された有田芳生は、民主党さらに立憲民主党へと移るが、今度は深刻な被害が世界的に問題となっている予防接種について、『文化評論』と同じ態度をとった。すなわち「感情的反発」ではなく「科学的検証」を主張した。
 それで、どう調べたりしたのかという話ではなく、業界の提灯持ちであることを指摘される人の話を鵜呑みにして受け売りし、自らは何も検証せず、当然にして事実誤認があった。だから、被害の問題に取り組む議員たちから批判や提言があったけれど、有田は誠意ある対応をせず侮辱的な反発をして、非難轟々であった。
 この件では有田の他にも同類がいて、やはりという人もいれば、意外だと驚かれる人もいた。要するに、もともと党派とは別に「感情的な大衆」を見下す性癖を持つ人たちがいるということだ。

 しかも有田芳生は、外交問題でも古い共産党員の態度を露呈させた。外国から来賓があって与党ではなく政府が晩餐会を催した場合は、超党派でもてなしてきたのだが、なのに安倍政権は野党をのけ者にして問題になった。だから共産党の志位委員長も安倍総理を批判した。今の共産党は、北部朝鮮共和国やイスラム=イランなどのように北米合州国と対立して原発さらに核開発するのではなく、穏便に軍事同盟関係の解消を目指す方針を取っている。だから、合州国大統領のもてなしに政府が主催する会への参加は重要である。

 ところが、これに有田芳生はTwitterでこう非難した。

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 「志位さん 晩餐会などに招かれなくてもいいんじゃないですか。孤高の精神で闘うこと。宮本顕治さんならそうしたと思います。黙して毅然と対処することです。」

 なんと、共産党の現在の代表者である志位ではなく、大昔の代表である宮本を引き合いに出し、古めかしい孤立主義を開陳した有田。これを見せつけられると、有田が大昔は共産党員だったけど追放されてしまったという話に、そりゃ無理ないよと言いたくなってしまう。

 そして、おしどりマコさんが立憲民主党から参議院議員選挙に立候補を表示すると、早速、あの菊池誠が攻撃し始めたが、ここで立憲民主党と共産党の中から追従したり、そこまではしないとしても、変なことをして野党の協力関係に亀裂を生じさせないかと心配になってしまうのだ。





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by ruhiginoue | 2018-10-08 11:30 | 政治 | Trackback | Comments(0)