万年筆とケーキ
2018年 10月 09日
連休中に自宅近くのカメラ系量販店に行った。某社製LED照明のリモコンが壊れたからだ。
この某社のリモコンは小さくて安っぽい。ネットで調べてみたら、やはりチャチなのですぐ壊れて修理できないという話が色々と出てきた。
また、この会社に電話をかけて問い合わせたら、純正品はあるけれど汎用の安いリモコンで大丈夫だと、当然のように言われた。値段を下げるためリモコンにコストをかけず、壊れたらオーム電機のものでも買えばいいですよという態度だ。
この会社は、そうだという指摘もネットで見かけた。
そして、オーム電機のリモコンを買い、ついでに他の商品を見た。古くなってきて近く買い替えだろうというものが自宅内にいくつもあるからだ。そこで売れ筋ランキングを見ると。パソコンはレノボ、冷蔵庫と洗濯機の「白物」はハイアールとハイセンス、というように中国製である。欧州などでも、だいたいこんな調子だと言われている。
つまり日本の会社のメッキが剥がれてきたということだ。
ところで、カメラ系量販店にはどこも酒とか文具とかもあり、文具ではショーケースに入れられ厳重に保管されている高級文具がある。特にペン先に金を使っている万年筆である。この、書く滑らかさと、書いた文字の曲線は、使用したことがないと理解できないだろう。そしてワープロやスマホより、冷蔵庫や洗濯機より、値段が高い。
かつて文豪などは仕事道具だからと万年筆に拘っていた。漢字を書くには漢字を使っている国の万年筆がいいので、日本製と中国製が良くて、ジンハオなど中国製には安くて優れものがあるという人もいる。
あと、モンブランは高級品として気取っている人が使い、インテリはペリカンを使うと言う人もいる。特に年配の男性が、そうだ。女性はモンブランだろう。それでも自分はあくまでモンブラン派である。使ったうえで正直そう思う。
この他にモンブランといえばケーキである。それを焼きそばパンみたいに麺が載っていると思っている人がいるらしい。モンブランの上にある栗だが、今年は大丈夫だろか。去年は蛾の大発生で食害され、その幼虫を動画で撮っていたのをテレビ局が使わせてくれと言ってきた、という話題は、昨年ここでしている。
とにかく今年は天候がおかしい。十月になっても夏みたいだ。店でもエアコンがまだ売れていた。昆虫の発生はどうか。北海道では、去年と違って今年は蜂がいないから危なくないが、天変地異があるのではないかと地元の人が言っていた。そうしたら大地震だった。
どうなっているのか、それはさておき、長年の使用でガタが来たモンブランの万年筆だが、万年筆とは使い込むほど馴染むもので、まだ手放す気にならなかったから、次のモンブラン購入はお預けとしておいた。それで買うのはケーキの方にした。
by ruhiginoue
| 2018-10-09 17:03
| 雑感