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by ruhiginoue

シリアで捕まった日本人たちへの日本政府の対応

 シリア内戦について、大手マスコミはろくな報道もしていないくせに、そこで隙間産業か下請けのようになっているフリーランスの人達をダシにして、いかにジャーナリズムが大切かと説いているのを見せられると反吐が出そうであるが、それ以上に酷いのは日本政府である。

 周知のとおり前にシリアで殺された日本人が二人いた。湯川遥菜氏と後藤健二氏である。
 このうち先に捕まって殺された湯川氏は、捕まえた側も最初から殺すつもりだったらしい。それについて潜入したスパイからの証言があったそうだし、取り囲まれた湯川氏が「テメエ何しに来やがった」みたいなことを言われながら袋叩きというか足蹴というかの状態が録画されていた。

 この湯川氏はもともとミリタリーマニアで、民間軍事会社を設立して武器まで含めた物資の調達をする事業を展開しようとしていた。そしてシリア内戦をビジネスチャンスだと捉えてウエッブサイトでも公言していた。これでは反感を持たれて当然だった。
 あの田母神俊雄氏と一緒に撮った写真をウエッブサイト上に掲載していたので、友達なのかとマスコミが尋ねると田母神氏は知らないと言った。選挙に立候補したとき色々な人達と記念写真を撮ったから、いちいち憶えていないと言うのは当然だが、それしても無関係を強調する態度が露骨なので、湯川氏の事業について関係があると思われることを避けたのではないかと指摘されていた。

 しかし後藤氏はジャーナリストであり、取材してテレビ局に売っていたからシリアの内戦も商売のネタではあるが、戦争の犠牲になる子供を取材して世間に訴えていたから、そこは湯川氏と大違いであり、反感を持たれることはないはずだった。
 また、危険は承知の上で、何かあったさいの準備をしていて、外国の会社の高額な掛け捨て身代金保険に入ってもいた。

 だから交渉して解決の可能性はあったのに、安倍総理がぶち壊したのだ。イスラムの急進派と戦うために周辺諸国に支援をいたしますなんて言ったから、これに刺激された連中に殺されてしまったわけだ。
 これについて後から日本政府は、あれは人道支援の意味だったと言い訳したけど、安倍総理はイスラエルの国旗の前に立ち演説しており、その姿が世界中に中継されたのだから、見せられたほうは穏やかでいられないに決まっている。

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 そして今回の安田純平という人だが、カタール政府が三億円を支払った代わりに釈放されたらしく、同国としては外交上の思惑があってのことだと推測されている。
 つまり、その身代金を日本政府は払ってないから、日本は何も迷惑してない。何か迷惑したなら、しかし彼の仕事は立派とか言う意味あるけど、そうじゃないから褒めることない。

 むしろ問題は、本当は何もしてないのに、解放されたのは安倍総理のおかげと嘘の報道するNHKだろう。
 もともと安部総理は、自分の息がかかった人たちをNHKに送り込む工作をしていて、あの百田尚樹が経営委員になったことまであるのだから、むしろ当然の不正だ。
 これに受信料を払うなんてまさに「泥棒に追い銭」だが、こうした嘘のため、政府が努力したかのように誤解した人たちが間違った非難をしているのだろう。

 まったく、マスコミもマスコミなら政府も政府である。





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Commented by ケーキイーター at 2018-10-28 21:34 x
一介の民間企業のくせして、大した企業努力もせずに活動費用をゲットできる。他の放送局にしてみれば、やっぱりおもしろくないよね。
トランプさんの真似して、「フェイク・ニュースだ~」な~んて。
Commented by ruhiginoue at 2018-10-29 09:58
政治家に媚びていればいいのですから。ただ、NHKだけでなくBBCなんかもそうですね。
Commented by ケーキイーター at 2018-11-04 20:05 x
NHKの人、うっかり、アレフの人に情報を漏らしたかもしれない。という話。取材を受ける人が、その取材を拒絶しだすかもしれないなあ。
Commented at 2018-11-04 20:11 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by ruhiginoue | 2018-10-27 11:45 | 国際 | Trackback | Comments(4)