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by ruhiginoue

橋下徹の結果オーライ論は現実

 もと政治家でタレント弁護士の橋下徹という人が、安田純平という人について、ある指摘をしていて、それは要するに「結果オーライ論」というものだ。これでいいのかは別にして、そういう現実があることは認識しておく必要があるだろう。

 あの安田純平という人が危険を承知のうえで内戦下にわざわざ出かけて行ったのは、それによって命がけの取材をしてきたということで話題になり、記事や映像がテレビ局などに売れるからだ。
 つまり彼には功名心と功利心があったということだ。そして、こういう俗な意味の成功をしていれば、政府の忠告に逆らったなど途中経過で問題があったとしても、最後は称賛すなわち「おわり良ければ全て良し」の「結果オーライ」となるはずだ。

 だが、今回のように拘束されて人質になったのでは、失敗して成果なしだから途中の努力も無駄とみなされる。そして、政府の忠告は正しかったのに従わないから、国民みんなに心配をかけたと非難されてしまう。

 なので、安田純平という人は称賛ではなく非難をされて当然である、というのが、橋下徹の結果オーライ論である。かなり勝手に要約させてもらったが、趣旨はこのとおりのはずだ。

 これでいいのかという疑問が沸いて当然ではあるが、こうした現実が存在するのは確かである。橋下徹という人は出自などから苦労して来て、のし上がるためなりふり構わずの人らしいから、どうしても現実主義者になって、そこから嫌なこと露骨なことを言うのだろうが、その現実とは確かに存在するから無視してもいられない。

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Commented at 2018-10-29 19:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by at 2018-10-31 00:30 x
結果オーライというか、科研費問題などで話題になった”宝くじは当たりだけ買えばぼろ儲け”論というか、無茶苦茶ですな。
ガチャポンのようにどうしてもそれを引きたいなら、外れを承知で当たるまで「コスト」を払い続けないわけには行きません。結果オーライ論というのは「外れを引いた奴は馬鹿」と嘲笑い「当たりを引いた奴は偉い」褒めるようなもんで、外から見ればそんな奴こそバカでしょ。先頃、ドラフトがありましたが、いかに将来は見通せないとはいえ競合を恐れて人気選手の指名を避け続けるような球団はやはりいつまでも弱いまま、人気も出ないわけで堅実でさえありません。麻雀で言えばテンホウ以外は振り込むの嫌だから降りるようなもんです。バクチ好きの橋下なら今度は「勝負しねえからダメなんだよ」と嘲笑うことでありましょう。
Commented by ruhiginoue at 2018-10-31 08:30
そうなるのは、例えばスポーツ選手が頑張っているのを白眼視や冷笑しておいて、国際試合で成果をあげた途端に日の丸ふるなど、日本人の習性でしょう。
最近でも、人種差別を避けて外国に行った選手が成果を出したらバンザイしたうえ、例外で二重国籍を認めようと右翼の議員が言い出す始末ですから。

これを問題にするのではなく、だから仕方ないんだとして合わせるのが橋下徹の発想です。
そして、これが良いということではないけど、これのほうが日本では幅を利かせているという現実に向き合わないと、なんで日本はこうなのかがわからなくなってしまいます。

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by ruhiginoue | 2018-10-29 11:50 | 社会 | Trackback | Comments(3)