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by ruhiginoue

現世利益を追及する日本の宗教

 自民党に政治献金をくれる大企業へ見返りとして法人税を減らしてやり、その穴埋めに福祉の財源にするための消費税の収入のほとんどを使ってきたから、福祉は悪くなる一方である。

 そしてまた消費税率を上げる。これに協力する公明党は、その代わりプレミアム商品券を発行しようと言い出した。これでは政策として筋が通っていないから「福祉の公明党」はバカなことをしているという批判が出ている。


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 しかし、こんなことを公明党がしているのは、決して公明党がバカなのではなく、公明党を支持している人たちの多くが、政策の中身がどうかではなく、何かもらえるようにしてくれるというだけで喜ぶからだ。
 それで、前の地域振興券に続いてまた商品券と言い出したのだろう。

 よく、困っている人達のための福祉政策が提案されても、これに公明党は積極的でなかったり、時には共産党が賛成したというだけで反対していたりもするのに、結局は自民党も法案に賛成したなどで制度ができるということがある。
 ところが、この恩恵を受けて欲しい社会階層の人達は、せっかく作られた制度の利用を勧められても、そういう層の人達ゆえ、その多くは理解できず、そこへ公明党は出てきて代わりに手続きをしてやり、すると制度を理解できない人たちは公明党のおかげと言って喜ぶから、こうして結果だけ掻っ攫うことができる。

 だから公明党は汚いとか言って共産党は批判するけれど、そういうことで公明党を支持する人が多いのは現実なのだ。ここに公明党の支持母体の創価学会は目を付けて「折伏」や投票の呼びかけをする。

 これと違い、ずっと数は少ない「幸福の科学」の場合、公称信者数は1100万人だが実際には13万人強くらいしか信者はおらず、その程度の信者数の割には資金が潤沢そうで、これは教団内に優秀なビジネスコンサルタントチームを抱えていて、信者の事業を成功させることで献金を増やしているということらしい。ここが、信者が店で買い物してくれるから得だと言うなど庶民的な創価学会とは違っている。

 もともと「幸福の科学」の開祖で代表の大川隆法は、東大で政治学を専攻し、卒業したら上級公務員試験と司法試験を受けてどちらも落ちたので商社に就職したという経歴だから、宗教はビジネスと政治のネタにすぎないのだろう。
 また「オウム真理教」の開祖・麻原彰晃も、通っていた予備校で妻になる女性と出逢っているが、予備校に通ったのは東大受験のためで、将来は政治家になりたいとか、大臣になるには政権与党でないといけないので自民党に入るとか、周囲に言っていたそうだ。

 あの映画『人間革命』でも、教育家として運動していた牧口常三郎の一番弟子である戸田城聖は、元は学校の教師であったが事業を起こし出版や金融の経営をしていて、そのまた弟子の池田大作は社員だったが、事業が経営破綻してしまったので活動を宗教に絞ったことが描かれている。

 こういう宗教の実態を知ると、その政治経済の活動は本末転倒というのではなく、もともとそっちが本旨だったのではないかと思えてくる。
 とにかく日本の宗教は現世利益である。信者の階層が異なるだけだ。





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Commented by ケーキイーター at 2018-11-01 20:53 x
商品券なんて面倒臭い。創価学会には丸きり興味無し。

で。私の周囲にも学会信者はいるんだけど、その人達は勧誘、折伏してこないので、今のところは問題無し。まあ、運がいいんだろうな。とにかく、宗教の勧誘をされると、私は頭に血がのぼった状態になってしまうのさ。

Commented by ruhiginoue at 2018-11-02 20:39
面倒でも補償になっているならまだしも、まるで損なのに何かもらったから得したと思ってしまうほど判断力が無い人が貧困な人たちには圧倒的に多いのです。
Commented by ケーキイーター at 2018-11-03 20:11 x
追伸。私はかなりの天邪鬼で、選挙の時に「この人をお願い」と言われると、まず、その人には票を入れない。その点で、公明党は損をしている、ということになる。
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by ruhiginoue | 2018-11-01 16:04 | 社会 | Trackback | Comments(3)