ネトウヨのくせに偽医学を批判する開業医
2018年 11月 12日
パクリとガセとヘイトのベストセラー作家・百田尚樹が、新刊でまたやらかしたと話題である。女性の天皇についてどう思うかで大間違いを記述しており、出版社の校閲は何をしていたのかと言われている。
これと同じく女性の天皇についてどう思うかで、かつて小林よしのりも雑誌の連載中で間違いを記述し、後から指摘されて「締め切りに追われていたから」と言い訳していたが、やはり出版社の校閲は何していたのかと言われていた。
これらは、どちらもウッカリしていたからとはいえ、議題の根幹に関わるミスだ。そういうミスが全くない人はむしろ少ないだろうけれど、しかし、この人たちが特に話題になるのは、よくネトウヨたちがデタラメを平気で言い散らしている背景に、この人たちのデタラメな煽りがあるから、その関係を問題にされるのだ。
そうしたネトウヨたちの中に医師が目立つことは周知のとおりである。専門外のことはまるで知らないけど社会に対し発言はしたくて、そのさいなるべく安易にしたいと考えたら、こうするのが好都合だから、そんな人がネトウヨになって当然かもしれない。
それにしても、最近あるネトウヨ開業医がTwitterで、書店に並ぶ健康指南本のほとんどがデタラメだと指摘しながら、これでは偽医学が蔓延って当然だとし、これらを退治しないといけないと嘯いていたので、その滑稽さに失笑を禁じえなかった。
もちろん、そうした健康指南書の数々には、どうでもいいことを面白おかしく書いているだけとか酷いデタラメとかの内容が多く、その割合は圧倒的かもしれない。それを売って儲けようと出版社は意図しているものだ。
しかし、これは上記の百田尚樹や小林よしのり、その他の著者によるヘイト本も同じである。ネトウヨに向けて売っているから、ガセだろうとヘイトだろうとお構いなしなのだ。これは偽医学を真に受ける人達に向けて健康指南書を売るのと同じである。
ところが、医学的だろうと社会的だろうと悪品質は全く同じなのに、片方の出版物は問題にしながら、もう片方は批判するどころか自らが同様の劣等な意識による憎悪の発言を吐き散らしているのだから、この医師の態度は実に滑稽ということだ。
ここで、自らの専門分野は解るが、そうでない分野は解らないから仕方ない、という弁解は成立しない。程度が低い層の人たちに売って儲けるために、わざと劣悪な内容の本を出す出版社があるということは、どの分野でも同じことがあるのだから、気づかないわけがない。
しかも、ネトウヨ向けのものは思想や見解の違いではすまない、デタラメであると同時に差別と憎悪だから内容劣等かつ反社会的なのだ。
つまり、そうしたネトウヨ医師は、まず自身が差別意識を持っているうえ、そもそも思考の方法が基礎からできていないということであり、品性が下劣なうえ知性も怠慢と付け焼刃ということだ。だから滑稽なだけでなく非常に危ない。
もっとも、それ以前に、前に紹介した医師の言葉のとおり、Twitterやっている医師なんて怠け者だから、その患者になってはいけないのだ。医者は仕事も勉強も大忙しなんだから、つぶやいている暇なんてない。インターネットを利用するなら、一般の情報の収集や仕事に関わる調べものの他に、ゆとりがあったら出会い系サイトで恋人でも見つけたい。冗談ではなく本当にそうだ。そのくらい忙しいのだから、という実に説得力があることを語っていた。

by ruhiginoue
| 2018-11-12 15:27
| 学術






