人気ブログランキング |

井上靜のblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

経済は政府の発表よりタクシー運転手の証言

 かつて「米ソをまたにかける実業家」と呼ばれたアーマンド=ハマーという人がいた。彼は革命直後のロシアにわたりレーニンと親交を結び、同時にアメリカの歴代大統領に親密な人が何人もいたので、冷戦時代なのに自家用機で米ソを自由自在に行き来していた。
 そんな彼が、米ソどちらの経済も公式見解なんかではなくタクシー運転手に聞くのが一番わかると言っていた。

f0133526_15312478.jpg


 また、『ナニワ金融道』の青木雄二も、タクシー運転手と話すのが好きで、社会がよくわかるからと言っていた。

 たしかに、タクシー運転手は仕事柄、世相や経済に敏感なのだろう。これを描いたアメリカン・ニューシネマの代表作の一つ『タクシードライバー』は有名だが、ロシアにもソ連時代の末期に『タクシーブルース』という同趣旨の映画があって話題だった。

 かつて青木雄二が著書で述べていたけど、タクシーの運転手が言うには、夜遅く帰る勤め人をよく乗せるが、これは住宅ローンのため残業しているからで、それが疲れた態度から良く判るし、仕事が遅くなったうえ遠距離通勤だから更に遅くなってしまったようで、それでタクシーに乗って向かう先はやはり新興住宅地で「辺鄙な所に家を買わされてアホやねえ」とのことだった。

 これと同じことを、小学生の時に最も仲良くしていた同級生が言っていた。彼の父親はタクシーの運転手だった。持ち家は買わない主義で、常に安い家賃の住宅が無いかと探し、あれば転居する。そして、ついに公営住宅の抽選に当たって大喜びで転居して言った。
 せっかく仲良くしていたのに残念だったが、しばらく文通していて、なんとか日帰りできる場所だったから行って会ったこともあるが、地に足着いた生活をしていると感じた。

 ところで、東京ではタクシーの運転手が、このところ繁華街の夜が静かだと言う。これは多くの人たちが感じている。政府や日銀やマスコミがなんと言おうと、かつての米ソと同様に、発表された公式見解なんかよりよほど指針になるはずだ。






トラックバックURL : https://ruhiginoue.exblog.jp/tb/30176846
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 名無し at 2018-11-23 06:19 x
本題からズレるのではありますが「意識普遍系」の知能の高い階級に
所属する人々にとりましては今一つ漫画やアニメの作品である
「名探偵コナン」が受けが悪いのは、「ドクターハンマー」の良き影響かと
思われます。これだけ刺激の強い超人思想の成功者が現実にいる事知ると
「刑事コジャック」に毛の生えた程度の反体制系活動家の架空話など
読んでも見てもストレス解消にはなりませんものですね。
名前
URL
削除用パスワード
by ruhiginoue | 2018-11-21 16:51 | 経済 | Trackback | Comments(1)