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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

実力主義ではない日本のエライ人たち

 あの片山さつき議員は、前の秘書が忘れていて業務引継ぎができていなかったなど、お粗末な言い訳をしながら、収支の訂正を何度も繰り返して、ついに600万円にもなったと報じられた。

 この人は生活保護叩きで知名度を上げたが、その内容とは、今の日本は生活に困窮する人などほとんどいないとか、不正受給している人たちのために必要な人がもらえなくなるとか、荒唐無稽なうえ自らの発言に整合性が無いという、これまたお粗末なものであった。


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 この生活保護費不正受給とは、前に統計がされたもので、判明したものは全体の0.5パーセントくらいで、見つからないものとか暴力団がらみで役人が見て見ぬふりしているものなども加えると2パーセント以上かもしれないとかいわれるが、どうであれ数値的には少なく、不正のために予算が足りなくなるというようなことは到底ない。
 しかもその8割近く77.9%は、高校生の子供がバイトしてもらった給与などについて、そこまで申告が必要だと知らなかった悪意のないことで、しかもその金額は平均で年間たった38万7千円であった。
 この15倍の額を、片山議員は訂正した。それもバレたからと訂正を繰り返したのだ。

 こんな片山議員が、なんで辞めないで済むのかと不可解がる人もいる。
 しかし、もともと日本では、エライ人ほど責任が重いという常識が通用せず、逆に無責任で居直る特権があるとされ、社会的に弱い立場の人とくに貧しい人とか組織に属してない人とかは、どうでもいいような些細なことでも咎められたり責められたりするものだ。

 これは政治だけでない。司法の場でも、気に入らない患者のカルテにある個人情報をインターネットに漏洩させる嫌がらせをした医師が、医者はエライからとか、国立大学に勤務してるとか、そういうことでお咎めなしになったりする。これは、弁護士でもマスコミ人でも、政府の御用だからと、違法行為があっても見逃される。

 もともと日本では、知識や見識があり人格も優れた人が偉いのではなく、人を踏みつけにしてのし上がることしか考えてない人がエライとされている。
 つまり実力主義ではないからだ。
 それで一時は隆盛したけどメッキが剥げて衰退してきているのだ。



by ruhiginoue | 2018-12-11 17:36 | 政治