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by ruhiginoue

「活憲」なら秋篠宮殿下を見習おう

 「昔から童話では、王子や王女が正義で、大臣が悪と相場が決まっているからな。だが、童話と同じレベルで政治を判断されたらこまる」
 『銀河英雄伝説4策謀編』田中芳樹著 創元SF文庫133頁 


 ところで、親子も金銭は別とはいえ、親の金銭問題が子の結婚などに影響することは今でもある。一般的な家庭にもあるのだから「やんごとなき」一族では当然あり、それが最近では週刊誌を賑わせている。

 この問題で、秋篠宮家の長が子供の結婚について発言していたけれど、もともと、よく憲法の「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」という規定を引用していたと伝えられる。封建制度では家の都合で親が決めるものだったが、現代に於いては否定されたということを憲法の規定は謳っている。
 そして、自由に結婚相手を決めるべきであり、そこには自覚と責任が大切だと強調し、かつて自らが実績したように(これは当時、兄より先に結婚相手を自ら決めたと大変な話題になっていた)、相応しい相手を自分で判断するように言ってきたのだからと、それを踏まえてあの一連の発言になったということだ。

 また、「聴く耳持たなかった」という表現が印象的で騒動になり、一部では話を聴こうとしない人を「まるで宮内庁長官だ」と皮肉る人もすでに出ているそうだが、それはともかく、その発言の趣旨としては、皇室と政府の両面で問題があるということだ。
 つまり、天皇の国事行為というより皇室の伝統的行為では、あくまで大切なのは格式であり、豪華にすることはなく、だから「身の丈に合った」ものであれば大金を投じる必要はないので、政府から干渉を受けることになっては問題である一方、政府にとっても宗教的色彩のある行事へ公費を支出しては政教分離原則に違反して憲法上の問題になる、という指摘である。

 どちらも、憲法の問題を説いているが、自らの立場と生き方に密接に関連させて語っている。

 このような「見識」を発揮することが前からあるうえ、何より夫婦円満であり、そして跡取り息子がいる、ということで「皇太子殿下ではなく秋篠宮殿下を次の天皇に」と言い出す人たちがいて、あのデヴィ夫人なんか署名活動していた。それはともかく...

 よく、憲法について、条文をありがたがるだけの「護憲」ではなく、その理念を積極的に活用しようということで「活憲」を標榜する人達が出て来たけれど、それでも観念的で具体性が乏しく、なぜなら言及しても政治的な分野がまだまだ多くて「身の丈に合った」ものではないからだろう。
 それに比べると、秋篠宮発言は、その特殊な立場によるからだろうが、より「活憲」の意義が解っているものである。これを自分ならどうかと思いながら、みんな見習うべきだろう。


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Commented by ケーキイーター at 2018-12-09 16:34 x
秋篠宮のおいちゃんとは、歳の割には白髪が多かった。て、ところが、私にも似ている。皇族にしておくのは、もったいないのかもしれない。
私自身、染めていますが、単なるカラスのぬれば色ではつまらない。他にも理由があって、軽めの茶髪になっています。
因みに、おいちゃんの奥様は、ある妙な所で、私に役に立ってくれている存在でもあります。あ、今日はお兄さんの方の奥様の誕生日でもあったっけ。皇后になっちゃうんだけど、何とかなるさ。植木等の歌の歌詞みたいに。
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by ruhiginoue | 2018-12-08 18:09 | 司法 | Trackback | Comments(1)