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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

石原慎太郎とダメだった橋下徹をスカウトしようとする小沢一郎

 野党が「牛歩」で抵抗したPKO法案を推進した小沢一郎は、その後すぐ自民党を出て言った。この離党は、党内の主導権争いに敗れたからで、それを政治改革のためだと強弁した。
 これについて、かつて田中角栄を追及した立花隆は、田中の子分だった小沢が今「政治改革」と言い出したことで朝日新聞からコメントを求められると、かつて自民党の中枢で自らが行ってきたことを批判して見せるなんて「ちゃんちゃらおかしい」と厳しく批判したのだった。

 このPKO法は「日本は金だけ出して血を流さない」と国際的に批判されたからだという嘘に基づいていた。実は、国際社会で日本が金を出したことを知らない人が多い。莫大な戦費をアメリカに要求された日本は増税して出したのだが、これを知るとアメリカ人の多くが、それなら問題ないと言っていたことが、後から報道されていた。
 だいたい、欧米の利権のためにする戦争で「血を流さない」なら結構なことであるはずだ。しかし、小沢一郎は違った。自衛のためではなく利権のために外国に戦争しに行き血を流すのが「普通の国」であり、日本もそうなるべきだと主張した。

 また、湾岸戦争の費用を要求された日本が増税してまで130億ドルを出したのは、小沢一郎が出そうと言ったからだ。他の自民党議員は、最初さすがに額が大きすぎると言ったのに、それを小沢一郎はふりきった。
 そして、当初の予想より戦争が早く終わり、余った分はアメリカが日本の経済を考慮してキックバックしたはずだが、これについて石原慎太郎は、日本のマスコミがだらしないので、どうなったのか追及しないと批判していた。
 そしたら小沢一郎は新党を結成し、どこから資金が出たのか、などと石原慎太郎が横領を仄めかした。

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 さらに小沢一郎は、その新党が破綻したあと、また希望の党騒動があり、さすがに懲りたのかと思ったら、そうではないようで今度は橋下徹との提携を模索しているようだ。
 もともと自民党時代から小沢一郎と石原慎太郎は犬猿の仲で、同じ党に在籍していても険悪だったのだから、両方とも離党してからは、なおさらである。すると、小沢一郎は石原慎太郎と組んで失敗した橋下徹をスカウトしようということだ。
 これでは、やっぱりこの人、政策なんてどうでもいいのだなと納得させられる。

 しかし、この橋下徹との提携に期待する左派もいる。小沢一郎なんて橋下徹がちょうど合っているということではない。野党共闘のため共産党とも提携をはじめたから、それが気に入らないということだ。共産党が嫌いなので、橋下によって野党共闘が壊れればいいと思っているだけだ。まるで前原誠司と同じだ。
 こういう人たちは、これでよく自民党を批判できるものだ。まったく頭の構造が不可解である。





by ruhiginoue | 2018-12-14 17:30 | 政治