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by ruhiginoue

医大のネット広告

 最近、いくつもの大学医学部で、入試の採点が不正だったと発覚している。

 そのうち、卒業生の子供だからと特別扱いしていた日本大学などは、この種のことは昔からあったので、まだやっていたのかと呆れるしかない。
 ところが、順天堂大学では女子や浪人回数の多い受験生を不利に扱っていたそうで、その訳が、女子はコミュニケーション能力が高いので面接でも受け答えが上手だから、20歳過ぎれば差がなくなるので「男子を補正」するため女子を一律に減点した、というのだ。
 まったく変な話である。

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 すこし前に、東京医大で同じことをしていたことが問題になったけれど、それは腕力があったり産休とらなかったりの男性医師がもっと欲しいということだったので、それなら東京女子医大というのがあるのだから、東京医大は東京男子医大になればいいだろう。堂々とやらずにコソコソとやるから不正なのだ。

 これは順天堂も同じ。女性は男性より成長が早いから、学校の勉強なんて十代のうちは女性が男性に勝って当たり前だ。だから男性に配慮するなら、浪人を歓迎すべきだ。なのに、なんで浪人回数が多いと排除なのか。矛盾している。若い人のほうがこき使えて便利というのもあるだろうが、浪人の数年でそんなに大きな違いはないだろう。
 もっと後に志望する人だと体力の差がでるが、そんな後から医学部に入りたいと言い出す人はだいたい実務より研究がしたいからという人が多い。それを受け容れたくないのなら、そういう人はうちではなく東大に行ってくださいと言えばいい。そのほうが有利だし、現に東大は医学部に限らず年齢不問だと宣言している

 そんな時、ネット上の広告で、ハンガリーの医学部では英語で授業を受けられるから、国際医師になりたい人はどうかというのをよく見かける。これはどうなのだろうか。マジャル語は馴染みが無いけれど英語ならなんとかなる人は多いだろう。自分でも興味がある。ただ、どの程度の英語が必要なのかわからない。
 とにかく、外国で質が良いなら、金かけても行ったほうがいいだろう。
 


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Commented by 名無し at 2019-01-12 05:32 x
お師匠様、先程広告を見たのですが、どうも日本語の文章が異常です。
「ハンガリー語やドイツ語コースもあります」と書いていながら
「授業と試験は全て英語で行われます」と相矛盾した書き方です。
それといかがわしい組織ではありますが国境なき医師団とは
関係が薄く、フランス語とスぺイン語コースがないのも変です。
あとEU全体ののいかがわしさとも無縁ではなくて、確か1996年に
プラハで開かれた国際会議での言語学者の忠告「新しいヨーロッパ
合州国の共通言語はエスペラントと無活用ラテン語が望ましい」との
提案を政治屋どもは無視しており、それに付和雷同してるような
人々ですから、日本人ほどではないにしても「政治過信」な人々と
断定しても良いのではないでしょうか。
Commented by ruhiginoue at 2019-01-12 11:09
なるほど。
最初に心配したのは日本でいうFラン大ではないかということですが、そのように掲げている題目と内容に齟齬があるのでは、如何なものかという思いが強くなりますね。
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by ruhiginoue | 2019-01-11 21:00 | 学術 | Trackback | Comments(2)