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by ruhiginoue

通販生活の定期購読をやめたわけ

 『通販生活』2019春号に、落合恵子と広河隆一の対談記事が掲載されていて、おそらく出来上がってしまっていて対応が間に合わなかったのだろうとか、それで気の毒とか、色々と言われている。

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 ここに登場する小説家の落合恵子は、レイプやセクシャルハラスメントを題名そのものにして性暴力を告発する小説を発表し、それらが映画化やテレビドラマ化されている。
 なのに、その性暴力を仕事の立場を悪用して長きにわたって行使しつづけてきた広河隆一と対談とは、悪い冗談としか言いようがない。
 
 かつて『通販生活』は、今のように有名になる前の、「ナンシー関の記憶イラスト」あたりから、ずっと定期購読していて、当時どんな記事があったかみんな言えるくらい愛読してたけれど、社会派を始めてから共感できなくて止めてしまった。

 この社会派について、『通販生活』は、それが気に入らないと言う人たちに対して毅然として声明を発した。
 「そういうことが『左翼』だと言う人がいます。戦争まっぴら原発事故まっぴらが『左翼』なら、左翼で結構です。良い商品が買いたいだけだという人は、記事が読みたくないなら読まなくて結構です。そうした記事が不愉快だから購読しないという人は仕方がありません。今までご購入ありがとうございました」
 こんな趣旨だった。これは立派な姿勢だと思う。

 しかし出て来るのが、ろくでもない人ばかりだった。佐高信とか胸糞悪すぎ。これでは社会派ぶっているだけでニセモノだから、購読をやめたのだった。
 そして、やはり広河隆一が出て来た、まさか告発記事が週刊誌に掲載されるとは思わなかったのだろうが、そうでなくてもニセモノと気づかないとは間抜けである。
 
 ここで広河隆一は、危険な戦場に行くジャーナリストと自画自賛している。よく恥ずかしくないものだと思うが、だいたい「戦場ジャーナリスト」と名乗っている人達は気取っているもので、命がけのように装っているが、身の安全とマスコミに売ることが何より。それゆえ報道の中身はお粗末で、反権力と格好つけているが実際は真逆の効果の報道をしている。有名な人ほど、そうである。当たり前だが。
 これについては過日述べた通りであるし、拙書『朝日新聞の逆襲』でも主要なテーマの一つとしている。

 この格好つけ屋の最たる広河隆一は、立場を悪用しただけでなく勘違いもしてるようだ。彼は、フォトジャーナリストの仕事に憧れている人なら自分に憧れるあまり身体も提供するはずだと信じていた、という趣旨の弁解してた。
 ということは、彼は自分について、まるでロック歌手のスーパースターみたいに錯覚していたのだろう。それでフォトジャーナリズムに関心があると言う女性は、自分のファンだからグルーピーになると思ってしまった。

 これは、反権力の人が道を踏み外して残念なことになったのではなく、格好つけ屋がある意味で必然的にやらかしたことである。最初から見抜いていないといけないし、見抜けるはずだが、見る目の無い人達は少なくなかったのだ。




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by ruhiginoue | 2019-01-10 17:08 | 社会 | Trackback | Comments(0)