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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

インフルエンザ予防接種と如何わしいマスコミに医学者

 インフルエンザの流行で、インフルエンザの予防接種をどうするかという話題がテレビで取り上げられ、そこで出演した医学者の発言は飛躍しすぎた奇妙なものだと問題にする人がいたので、その番組からのスクリーンショットを拝借する。

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 これだと、周りに迷惑がかかるから予防接種するべきだという結論で、そうでないと責任を負わなければならないと言う。
 「予防接種してない人からうつされるかもしれないから、用心のため予防接種しておきましょう」と言っても同じ結論になるのに「予防接種しない人は迷惑になる」と、わざわざ言うのは確かに奇妙な論法である。

 そもそも、予防接種をしても確実に発病が防げるものではなく、しないから確実に発病するわけではない。そのうえ、どんな薬にも使用するリスクはあり、注射となると生命に関わる深刻な事態になる可能性が高まる。
 このため、体質や体調や生活環境など様々な条件によって、人それぞれが判断するのだ。

 この常識を否定するということは、薬のリスクを隠蔽する意図があるとしか考えられない。つまり、このセンセイはきっと製薬業界のひも付きだろう。
 このような立場の人が、そうでないことは非常に少ない。しかも、このような発言を大企業がスポンサーであるマスコミ特にテレビでする人は、構造からも経験則からも、まず確実である。

 先日、通勤中の女性が駅でふらつき倒れ電車にひかれて死亡する事件があった。この人は普段から貧血気味で、体内からはインフルエンザウイルスが検出されたから、体調不良が原因だったと推測されている。
 これは身体の具合が悪いのに仕事を休めない日本の悲劇だろう。

 一方、外国では日本にいた時と違って風邪をひかなくなり、それはインフルエンザの流行がないからで、街や電車でマスクしてる人も見ないという証言もある。
 なぜなら、調子が悪くなった人は休んで家にいるものだから。

 ところが日本では、病欠できる職場環境になく、「風邪くらいで休むな」と冷酷に上司が命じ、それで風邪が蔓延し、かえって生産性が低下することになる悪循環である。

 この馬鹿げたことも、御用学者を使ってマスコミで薬を売るよう仕向けて大儲けしたい製薬業界としては好都合ということだ。しかし、一部の勢力の利益のため社会全体が不利益を被ることは止めないといけない。




by ruhiginoue | 2019-01-26 15:38 | 学術