「野党がだらしないから」の間違い
2019年 03月 22日
マスコミの世論調査が信用できないのは陰謀論とは別に理由があることは既に述べているが、それは別として、安倍総理の人柄が信用できないのに他に適当な人が居ないから支持すると言う人が多いという調査結果について、野党がだらしないせいだと言う人たちがいる。
これは間違いだ。
たしかに、民進党が解体してしまい、それからというもの野党に政権交代できる状態ではない。だが、これと同時に、与党にも総理大臣になれそうな人が居ないということでなければ、他に人が居ないということにはならない。
また、野党に政権交代するより与党内で別の総理大臣に交代するほうが簡単なのだから、信用されていない総理大臣が辞めないのは、まず与党の事情ということだ。
つまり、野党がだらしないせいで安倍内閣が消極的に支持されているのではない。
つまり、野党がだらしないせいで安倍内閣が消極的に支持されているのではない。
それに、自民党内は安倍の他に総理大臣になるような人が全然居ない、というわけではなかろう。ほんとうは、党内の選挙で他の人を支持したら干される、なんて状態であることこそ、他に総理大臣になれそうな人が居ないという最大の原因である。
そんな不健全な党内の状態を改善できない自民党および、それでも連立している公明党がダメなのであって、つまりだらしないのは与党のほうである。
あくまで野党の問題は、与党に対抗するため結束すべきだと言っても与党に反対じゃない人が大勢いるから無理ということだ。こういうのは「だらしない」のとは違う。
それに、安倍がひどすぎるので辞めては欲しいけれど、でも他の人に代わったところで、自民党では変らないのはもちろん、野党でも少し違う程度だろう。
そういう諦観に付和雷同が加わって、総理大臣の人柄は信用できないけど代わりがいない、なんて思う人たちが一定居るということだ。
by ruhiginoue
| 2019-03-22 15:59
| 政治







