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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

不味いパンと外見だけの食器

 もとはスーパーマーケットの店員のTwitterから波紋となったそうだ。

 それは、食パンや菓子パンなど対象商品に貼られたシールを集めると皿がもらえるという某社のキャンペーンでのこと。シールだけをはがして持ち去る客がいるから店は困っているという。
 すると、店員としてバイトしていた人たちの体験談が寄せられ、パン担当だったときにシールだけ持っていかれることがよくあったとか、レジで食パンの底に10枚くらい応募シールが貼られていたことがあったとか、セコイ人が少なくないことを示す証言が集まってきた。
 このシール1枚ないだけで売り物にならなくなり、賞味期限がまだあるのに廃棄処分しなければならないこともあるそうだ。

不味いパンと外見だけの食器_f0133526_16073026.jpg

 このキャンペーンは、1981年にはじまり、点数シールを集めると必ず皿をもらえる。同社の広報によると、これまでの交換枚数は累計5億枚を超え、昨年は1500万枚だった。
 また、販売店からシールがはがれていると連絡があれば新しいシールを届ける対応をしているそうだ。
 しかし、実際には消費期限や貼り直す手間の問題もあり、廃棄処分に至る場合もあるらしい。

 こんなことをする人たちは軽い気持ちでいるだろろうが、しかし商品交換できるシールには価値があるから、これを盗めば窃盗罪となる。また、買う気がなくシールをはがすのだけが目的で店に入った場合には建造物侵入に問われる。

 だからオマケのためのシールとはいえ剥がして盗るのは犯罪であり論外の行為だが、そもそも美味しくないからオマケだけ欲しがる奴がいるわけで、オマケがないと売れない不味いものだから、シールが剥がされていると売れなくて困るとお店の人が言うことになるし、そんなプレゼントなんて全く興味ない人にとっては、買ったとしても剥がすのからして面倒である。

 かつて、不味いパンと外見だけの食器に何の価値があるのかと、ガキとして素朴な疑問に思い母親に聞いたら、うちは貧乏だからとの答えだった。不味くてもいちおう食べられるうえ食器がオマケなら買わなくて済むから。
 ところが、シールだけ盗る人がいるということは愉快犯だろうか。とにかく、不味いお菓子を子供がオマケ欲しさに買ったとかAKB商法とか、それを連想してしまう。
 



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by ruhiginoue | 2019-03-24 06:33 | 社会