人気ブログランキング | 話題のタグを見る

井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

NHKの何が悪いか解らずに批判する人たち

 今、記録映画『主戦場』が話題だが、この問題で安倍晋三はNHKに圧力をかけて番組を改変させたことがある。
 これについてTwitterなどを見ていると「北朝鮮のようだ」と言っている人たちがいるから、批判しているつもりで何が問題なのか理解していない人がいることが判る。
 
 だいたい、NHKのようなものは北朝鮮に存在しない。
 それに、国営放送で政府に好都合なことばかりやっているという問題なら北朝鮮にあるけれど、これは世界中にあることだ。
 ここで勘違いしている人もいて、英国のBBCは国営放送だけど独立性と自由があると言う愚かな人もいる。
 この愚かな勘違いは民間企業マスコミについても同様で、ハリウッド映画に騙されてワシントンポストやニュースタイムズは立派だと言う人たちもいる。

 どんなに良心的なつもりでも、国営は広報と国策のためだし、民間企業は商売として政府の広報を金で引き受けるしスポンサー大企業の顔色ばかり見ている。
 これに対する対策として「公共放送」のNHKがある。

 なのにNHKは、政府の意向ばかり垂れ流し、政府に不都合なことは取り上げない。
 また、非商業的を標榜しながら実は非常に営利の追求をしているという実態も、昔から指摘されている。異常に高い受信料を庶民から強奪しているのに。
 こうすることで、非常識に高額な給与と手厚い福利厚生を職員は享受している。

NHKの何が悪いか解らずに批判する人たち_f0133526_16243198.png


 これだからNHKは極悪なのであって、諸外国のマスコミどこでもある問題とは全然違うのだ。これを解っておらず批判したつもりの人が目立つというわけだ。
 これではいけない。問題をきちんと認識してから批判するべきである。
 


ブログランキング・にほんブログ村へ 

by ruhiginoue | 2019-05-10 12:35 | 社会