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by ruhiginoue

月刊Hanadaが病気を揶揄する表現

 月刊Hanadaの寄稿文「97歳、日本共産党は認知症だ」
 この見出しに多くの人たちが呆れている。どんな内容であれ「認知症」を揶揄に使っているからだ。それでだろう。新聞に掲載された広告の多くは伏字になっている。反共を売りにする産経新聞でさえ伏字にしているのに、読売新聞はそのままだから批判されていて、つまりこれは政治的なスタンスの問題ではなく、常識の問題だ。

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 これはいまさら言うまでもないことだが、例えば「丸山ほだか議員はアルコール依存症ではないか」のように、本当に病気またはその疑いなら、公人の言動に関わることなので言っていいけれど、皮肉や揶揄で病気の喩えはいけない。からかわれた対象が不快なだけでなく、それ以上に病気で苦しんでいる人と家族らを傷つけることだから。
 そんなこともわからないのか、花田紀凱と読売新聞は。

 これで思い出すのが、今は亡き中川昭一財務大臣だ。
 彼は、東大出の国会議員で、酒を飲んだら問題を起こした、ということが丸山ほだか議員と共通する。いくら学校で勉強ばっかりだったとしても、いくら酒に弱いとしても、こんな非常識がよくできるものだと呆れられることがあった。

 その中川昭一問題の代表格は、自分にとって政治的に気に入らない人たちをバカにするつもりで「クロイツフェルト・ヤコブ病に感染して脳がスポンジ状になっている」と暴言を吐いたことだ。
 これも、実際に存在する病気である。脳がスポンジ状になって死に至る恐ろしい症状だ。だから、感染して苦しんでいる人たちや死んだ人たち、その家族など苦悩と悲嘆をしている周囲の人たち、それらを傷つけた。この指摘により後から気づいて中川昭一は謝罪した。
 よく「脳がウニになっている」と言うが、これは現実に有り得ないことだから冗談ですみ、しかし実際にある病気では冗談ではすまない。そういうことが解らないとは情けない。

 これと花田紀凱は同じことだ。
 もちろん国会議員と雑誌の発行者とでは社会的責任の重さが違うけれど、当たり前の常識すら持ち合わせない者がエラそうに天下国家を論じても片腹痛いだけだ。
 だからネトウヨ雑誌とかヘイト雑誌とか言われてコケにされるわけで、ところが、こんなのを読んで喜んでいたり受け売りしたりの議員が一部にいるのだ。
 つまり、社会全体の深刻な問題である。




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by ruhiginoue | 2019-05-28 05:46 | 政治 | Trackback | Comments(0)