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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

Twitterにおける言論弾圧

 「死にたいなら一人で死ね」
 無差別殺傷事件を起こした犯人が自殺したので、道連れなんてとんでもないということだ。しかし、心を病む人を刺激することになる恐れがあるので、安易に言うのは慎むべきだ。
 これがTwitterで話題になったさい、あくまでも引用であり、しかも言ってはいけない言葉としているが、それでも「死ね」という言葉を使っているため、このことを理由にツイッター社はアカウントを凍結するかもしれないと危惧された。
 これまでの例からすると、十分にあり得るからだ。文脈や意味など無関係に機械的に、ただ言葉があるだけでも凍結されている。

 「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ」
 と昔から言うけれど~とツイートしたら凍結されて削除させられたことがある。笑ってしまうが、通報した人がいたそうだ。どうやらTwitter社の対応を知っていて、嫌がらせでやったらしい。そうなると、笑ってばかりもいられない。
 
 「保育園おちた日本しね」
 これが流行語大賞になってからだろう。政府側の標語「働く女性が輝く」は「社員」と引っかけて「SHINE」と大見出しにしていたが、これはローマ字で「死ね」と書いてあるように一瞬見えてしまうと話題だった。

Twitterにおける言論弾圧_f0133526_17065488.jpg


 これを利用して、子供のいる働く女性がブログで皮肉った。
 保育園が足りなくなり、前は同じ条件でも入れたのに申請したら落とされた。
 みんな専業主婦にするというのではなく、働く女性が輝くと標榜しておいて保育園が足りなくなっている。
 予算不足だというが、無駄づかいばかりするからだ。
 例えば黒字にするつもりのオリンピックは大赤字の見込みで、ロゴに何十万円もかけたりするくらいだから、建設費用などが膨張しても当たり前。
 これでは、日本に死ねと言っているも同然の滅茶苦茶だ、という意味だった。

 すると「死ね」の部分だけ切り取り不穏当だという宣伝がマスコミで行われた。
 もちろん政府の無策をごまかすだめだろう。そしてTwitterでも「死ね」があるだけで「攻撃的」とみなして片っ端から削除させるようになった。
 それで滑稽なことにもなっているが、Twitterの可笑しな対応は、これだけではない。

 「センシティブな情報が含まれている」
 という警告が出て、何かと思って恐る恐る見たら大したことないことがある。しかも時には画像を間違えていて、よく見かける犬や猫の可愛い写真だったりすることまである。
 これだからTwitterの対応は変だと言う人たちがいる。
 そこに付け込む人もいる。

 先日Twitterから連絡が来て「しばき隊」の暴力被害を受けた人というの写真へリンクがあったことを、ショッキングだと通報した人がいたから「センシティブな情報が含まれている」ことにしただそうだ。
 これは何か月も前のものなのに。告発で困る人がいるということだろうが、かえって興味を引いてしまい逆効果ではないか。

 このように、権力であれ「反権力」の側であれ、不都合な言論に対して品の悪いことをしていて、これに応えるTwitter社ということだ。



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by ruhiginoue | 2019-06-03 05:18 | 社会