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by ruhiginoue

昔は「妾の店」に薬屋もあった

 タレントのラサール石井さんの結婚相手は、薬学部を卒業して薬剤師として働いていたところ、ついに念願の薬店を開業した、という芸能報道があった。
 このさい、ラサール石井さんがスポンサーだったのではないかという噂を、夫婦で否定していた。すべて本人が自身で開業まで漕ぎ着けということだ。

 よく「妾の店」と悪口を言われるものがあり、これは専ら飲食店であるから、薬屋はないだろうという人もいる。
 しかし、昔から町の小さな薬屋には「妾の店」と周囲で噂になっているものがたまにあったのだ。これが小学生の時に住んでいた近くにあって、いつも女性がすべて仕切っているのだが、あの人は「お妾さんだ」と周囲の大人たちが少し嫌らしい調子で言っていた。
 しかし、そんなこと子供は知ったことではなかった。その女性は愛想が良いし、買う時の相談も親切だったのだから。
 
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 それよりスポンサーの「旦那」のほうが評判悪かった。
 この人も薬剤師だが、隣の空き地で子供が野球をすれば球が飛んでくると文句を言い、花火をすれば煙が漂ってくると文句を言い、いちいち煩いうえに、自分が贔屓にしているマイナーな製薬会社の商品を押し付けるから嫌がられていた。決して「二番手三番手の業者だけど効能は同じで安い」ということではない。
 しかも、客が他の商品を指名すると「これはテレビで宣伝してるから欲しがるんだよなあ」と言って顔をしかめ、あるのに売ろうとしない。

 このあと、薬屋はフランチャイズチェーンとか、コンビニ店と提携あるいはスーパーが経営する総合店が幅を利かせるようになり、個人経営の店は減少するが、個人経営が専らだった時は、数多い中に時々「妾の店」があったのだ。

 ということで、直接は関係ないけどラサール石井さんのことで連想して思い出してしまった。 



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by ruhiginoue | 2019-06-07 04:49 | 芸能