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by ruhiginoue

命の母Aと舛添要一

 先日、大型店の薬売り場で「命の母A」という薬が置いてあるのを見かけた。
 それで思い出し、インターネットで評判を検索してみた。効いたという人と、そうでない人といて、同じ薬でも何種類かあるらしく、それによって違うという声もあった。

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 なんで、こんなことを調べたのか。これは婦人科の薬である。
 これを思い出したのは自分の母親が若いころ飲んでいたからだった。そして、あまり効いてなかったようだ。飲んでも無駄だったと言っていた記憶もある。
 そして後に、親しくしていた女性が飲んでいるのも見て、その人が自分の母親と同じで、やはり効いてなかったようだ。
 だから、思い出して調べてみたのだった。

 この薬が合っていなかっただけかもしれないし、薬の効果が無いほど重症だったのかもしれない。とにかく、体調が悪くて苛立っているという程度では済まないので、小さいころから母親には苦しめられてきたし、同じ薬を飲んでいる女性もそうだった。
 
 かつて舛添要一が、女性は政治に向いていないと主張してばかりいるので、彼は差別主義者だと非難されていた。
 そのあとは、あまり女性を貶めることはしなくなったが、これは考えが変わったというより、政治家になっので八方美人せざるを得なかったのだろう。
 とにかく性的な問題とこじつけてばかりいるから、舛添要一は政治学者ではなく性事学者だと皮肉られたものだった。

 しかし、どうも変なのは、舛添要一が「女性は月に一度、精神に異常を来す」という意味のことを、もっと差別的な汚い言葉で言っていたことだ。
 そんな言葉づかいをしてまで露骨な嫌悪感を表明して、なんの意味があるのだろうか。もともと自然なことなのだから、健康なら問題はない。実際、精神に異常を来すというほどの状態になる女性は、うちの母親のような稀な場合だ。

 また、薬が効かないなど重篤な症状の女性であれば、政治に関与させては危険だと考えることはできても、こんなことをわざわざ言う意味はないはずだ。政治を志向するのは一部の人でしかないのだから。
 それなのに、これを殊更に舛添要一が言っていたのは何故か。実は一般論ではなかったのではないか。女性特有の体調不良かつ政治を志すという極々希少な人が、彼の身近にいたから、それを言っていたのではないか。
 



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by ruhiginoue | 2019-06-18 05:26 | 政治