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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

PayPayで会計が混雑

 あるスーパーマーケットが急に会計で混雑するようになった。
 これはレジスターに客が詰まるからだが、この原因は導入したばかりのPayPayで戸惑っているからだ。迅速な会計とするためなのに、逆効果である。
 これも慣れれば早くなるのだろうか。

PayPayで会計が混雑_f0133526_10150568.jpg

 おそらく、慣れるまでに戸惑って自分が面倒なだけならいいけれど、他の人に迷惑をかけてはいけないと思って躊躇している人が多いのだろう。
 あと、仕組を知れば理解しやすいのだが、そうではなく使用法だけ説明するから混乱するという事情もある。

 かつて、クレジットカードの宣伝をテレビでしていたが、今は引退したけど当時は人気俳優だった田村正和が出ていて、骨董品の店で買い物をするとき「ニコスカードで」と言うと店のおばあちゃんが「うちは日本信販しか」と言い「だからニコスカードで」「ですからうちは日本信販しか」「ニコスカードは日本信販です」「はあ?」という会話になる。
 これは似たような経験があり、笑ってばかりもいられなかった。カードに信販会社のロゴが複数ついているので、どうしたらいいのかと考え込んだものだ。

 このような仕組について、広報が不十分なのは相変わらずではないだろうか。
 もちろん、日本では現金に対する信頼が高いということもあるだろう。日本の造幣局では副業として外国の紙幣の製造を委託され引き受けているそうだが、それくらい偽造防止の印刷が徹底的なので、昔から日本の紙幣は偽札が少なく、たまに作られてもすぐバレる。
 『レインボーマン』のようなことは起きないのだ。

 あるアメリカ映画で、主人公は父親に会ったことがなく、東京に居るらしいと聞いて日本に興味を持つ場面があった。
 これは「ガセ」で、結局はアメリカにいるアメリカ人であることが判り、最後に現れるのだが、その前は「もしかすると自分の父親は日本人かもしれない」と思い「日本人の血が流れていても不思議ではないなあ。カードより現金払いが好きだから」と真面目に言う。
 これはギャグだが、こんなセリフが出るくらい、日本人が現金をありがたがるという認識が外国にあるということだ。

 しかしアメリカだと支配的なカードがあって、それを持てるかで地位に差ができている。
 それに比べると現金は平等だ。だから、誰であっても支払う人はお客様だと言う。これも、日本人が現金をありがたがる一因だし、この点は良いことではないか。

 どうであれ、PayPayの混雑は、少しだがイライラさせられる。




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by ruhiginoue | 2019-06-19 05:05 | 経済