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by ruhiginoue

「田舎の人は理解できない」

 麻生太郎が「老後に備えて2000万円貯めろ」と発言した。
これは年金制度を破綻させた政府の居直りであり、たいへんな批判が起きた。だから政府も個人的な発言だと逃げをうっていた。

 また、麻生太郎は一年間の飲み代だけで2000万円を軽く超えていると指摘されている。
 もともと彼は高い店に行って飲食していることが問題にされていた。その時は個人的な趣味だから問題ではないと擁護する人もいたが、このような無責任な放言をしてしまうのだから、やはり問題だった。

 こういう話について、自分の高校の担任教師なら、こう言っただろう。
 「他人を羨ましがったりしてはいけない」
 なぜなら、一事が万事この調子だったからだ。
 もともと、麻生太郎のことだけでなく、こういうことは色々とあるものだ。それが問題にされるのは社会的な不平等と公的な責任からである。ただ羨ましいのでは個人的な嫉妬で終わってしまい社会の問題とすることはできない。
 こういう違いが教師のくせに解らない。

 しかし、もちろんバカな教師はザラにいるけれど、そうではないと同級生が言っていた。
 では何なのかと言うと、その担任教師が赴任してくる前に勤務していた学校は埼玉県の山奥だから、その雰囲気に染まってしまっているので理解できないということだ。たしかに、その人が前に勤務していた場所は田舎どころか山の中である。
 また、村社会というのは本来みんなで話し合って決めたりする民主主義の原点なのだが、それが田舎として中央から収奪される植民地の一種のようになってしまうと、人心が卑屈になって社会的に感覚が麻痺してしまう。

 それがあるので、田舎は暮らしにくいと言われるのだ。
 ただ、これが昔に比べると認識されるようになってきたので、この分だけ少しはマシになってきたとも言いうる。ここが救いか。
 

「田舎の人は理解できない」_f0133526_10213612.jpg

 
 


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by ruhiginoue | 2019-06-20 05:08 | 社会