三原じゅん子センセイの個人的な思い出
2019年 06月 29日
三原じゅん子には個人的な思い出がある。
大昔、彼女とテレビドラマで共演したから近くでよく見ていた―と言ってもこちらは後ろ姿の「出演」であったが。
彼女はもともと俳優として『金八先生』や『チアガール』などテレビの学園ドラマに出演していて、そのあと紅白に出場するなど歌手としても活躍したが、三年くらい後の歌は振るわなくなったという時期、彼女はテレビドラマに主演して熱演が高く評価された。
これは85年の7月に放送され、収録は2月だったはずだ。横浜の関内にあるホテルの広間でのロケだった。当時はまだベイスターズではなく、このとき昼飯を食べたのが、横浜中華街で最初の食事だった。

娘の意思を認めず縁談を無理強いする堅物な父(神山繁、はまり役)、夫の言いなりの母(馬渕晴子、好演)、いい奴だけど少しだらしない彼氏。
そして妊娠しても外見が目立たない体質で、独りで悩み追い詰められ産んだ赤ん坊を殺してしまう主人公、というシリアスな純愛物だった。
その題名が、脚本と撮影の段階では主人公の名から『マリコ、その愛』だったのに、採用された放送枠がサスペンスをやっている「ワイド劇場」だったため『死体持参花嫁事件』というエグイ題にされてしまったから、脚本家が気の毒だった。しかも副題が「愛人の赤ちゃんを産んで、捨てて、新婚旅行!」
この冒頭の場面、その結婚式なのだが、隣の式場では別のカップルが挙式という描写で、そこに自分がいた。
まったく日当は安かったが、当時は学費のため何でもやっていたのだった。他には刑事ドラマの小道具づくりで「前科者カード」の一人もやった。それでテレビに顔がハッキリ映って見た家族らに笑われた。
その結婚式の撮影は、当時まだ十代だが身長はあったので、衣装を付けて後ろ姿で花婿の役をしたのだが、もともとそのつもりだから顔が映らなくても良いし、映らない方がむしろ良い。
気の毒なのは花嫁役だった。彼女はモデルクラブから来て、衣装だけでなく念入りに化粧していたのに結局は後ろ姿になってしまった。
このドラマの結末は、主人公は贖罪と彼との愛により立ち直り、また子供もでき、今度は結婚してちゃんと育てるハッピーエンドになる。ドラマは良かった。国会議員になり演技力を悪用しているのは良くないが。
このテレビ製作会社のバイト自体は面白かったけど、たまに映ってしまっているのは「黒歴史」というやつである。
これを知っている人がいるので、そこから変なことを言われることがある。例えば医療裁判の時に被告側の医師が抗弁に事欠いて、マイケルジャクソンやピートバーンズのように美容外科にこだわっていたから本人が無茶な手術を望んだという捏造話までされてしまったのだ。バイトは裏方であって芸能人がやることではなかったのに。
『死体持参花嫁事件』は、ネットのデータベースにはあるが、ソフトは販売を確認できない。最初のシーンの最初のカットつまりド頭の絵が、それである。という、まったく個人的な思い出である。

大昔、彼女とテレビドラマで共演したから近くでよく見ていた―と言ってもこちらは後ろ姿の「出演」であったが。
彼女はもともと俳優として『金八先生』や『チアガール』などテレビの学園ドラマに出演していて、そのあと紅白に出場するなど歌手としても活躍したが、三年くらい後の歌は振るわなくなったという時期、彼女はテレビドラマに主演して熱演が高く評価された。
これは85年の7月に放送され、収録は2月だったはずだ。横浜の関内にあるホテルの広間でのロケだった。当時はまだベイスターズではなく、このとき昼飯を食べたのが、横浜中華街で最初の食事だった。

娘の意思を認めず縁談を無理強いする堅物な父(神山繁、はまり役)、夫の言いなりの母(馬渕晴子、好演)、いい奴だけど少しだらしない彼氏。
そして妊娠しても外見が目立たない体質で、独りで悩み追い詰められ産んだ赤ん坊を殺してしまう主人公、というシリアスな純愛物だった。
その題名が、脚本と撮影の段階では主人公の名から『マリコ、その愛』だったのに、採用された放送枠がサスペンスをやっている「ワイド劇場」だったため『死体持参花嫁事件』というエグイ題にされてしまったから、脚本家が気の毒だった。しかも副題が「愛人の赤ちゃんを産んで、捨てて、新婚旅行!」
この冒頭の場面、その結婚式なのだが、隣の式場では別のカップルが挙式という描写で、そこに自分がいた。
まったく日当は安かったが、当時は学費のため何でもやっていたのだった。他には刑事ドラマの小道具づくりで「前科者カード」の一人もやった。それでテレビに顔がハッキリ映って見た家族らに笑われた。
その結婚式の撮影は、当時まだ十代だが身長はあったので、衣装を付けて後ろ姿で花婿の役をしたのだが、もともとそのつもりだから顔が映らなくても良いし、映らない方がむしろ良い。
気の毒なのは花嫁役だった。彼女はモデルクラブから来て、衣装だけでなく念入りに化粧していたのに結局は後ろ姿になってしまった。
このドラマの結末は、主人公は贖罪と彼との愛により立ち直り、また子供もでき、今度は結婚してちゃんと育てるハッピーエンドになる。ドラマは良かった。国会議員になり演技力を悪用しているのは良くないが。
このテレビ製作会社のバイト自体は面白かったけど、たまに映ってしまっているのは「黒歴史」というやつである。
これを知っている人がいるので、そこから変なことを言われることがある。例えば医療裁判の時に被告側の医師が抗弁に事欠いて、マイケルジャクソンやピートバーンズのように美容外科にこだわっていたから本人が無茶な手術を望んだという捏造話までされてしまったのだ。バイトは裏方であって芸能人がやることではなかったのに。
『死体持参花嫁事件』は、ネットのデータベースにはあるが、ソフトは販売を確認できない。最初のシーンの最初のカットつまりド頭の絵が、それである。という、まったく個人的な思い出である。

by ruhiginoue
| 2019-06-29 04:48
| 芸能





