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by ruhiginoue

秋田県人は気位が高いけど菅官房長官は違う

 周辺の安全が脅かされる軍事施設を無神経に設置しようとするのは、貧しいからと見下してなんとでもなると思っているからだと中央政府を批判した秋田県知事。
 これは他の地域でもあったことだから、それだけ政府の横暴がひどいということではあるが、それにしても秋田県知事が気骨ある言動をすることが時々あるのは、昔からよく言われているように、秋田県人は気位が高いからだ。

 かつてサントリーの会長が「東北は文化的程度が低い」と発言したところ、田舎だから仕方ないと思っている人が多い東北の中で、当時の秋田県知事が「そんな人の住んでいない所で酒を売っても仕方なかろう」と皮肉ってサントリー製品のボイコットを率先したが、もともとサントリー製品の酒なんて如何様だから竹鶴氏は出ていたとか言われているうえ、昔から秋田県は「酒の国」と言われているので、なおさらということだ。
 
 また、茨木の水戸納豆なんてダメだ、発祥した秋田のものでないと、という人もいて、黒澤明監督は姓からして父方が秋田の出身だけど、納豆は秋田県仙北郡から取り寄せていたことが知られている。
 そして黒澤映画『生きものの記録』で三船敏郎のふんする主人公の出身地が秋田県仙北郡であることが劇中に出て来る。俳優の柳葉敏郎は自分の出身地について東北弁で「秋田県仙北郡」と言っていたが、そこに住んでいる親戚が「彼は高校の先輩だ」と言っていた。角館高校卒だそうで、進学校だが大学に行かず芸能活動をはじめた卒業生がいると話題になっていたそうだ。
 この角館は武家屋敷で知られ、NHK連続ドラマ『雲の絨毯』で主人公の出身地として描かれて、ロケ隊が来ていた。黒澤明が納豆を取り寄せてたのも当地である。

 それに東北を旅していて秋田県の中心に近づくと「秋田に来たな」と感じるように、整然とした街並みで、これは昔から京都をモデルにして都市計画を立てて碁盤の目にしているからだ。
 このため秋田県人は、他の東北の田舎とは違うと思っているし、宮城県人が伊達政宗などで仙台を東北の中心だと思っているようだが、秋田のほうが洗練されていると思っている。

 このように、昔から金はなくても文化的だと思っているから秋田県人は気位が高い。それで関西の「宣伝で売っている酒」の業者にも、中央政府にも言い返せるわけだ。
 ただ、秋田県は教育熱心で成績のいい人が多いのに、そういう人は地元ではどうしようもないので仕方なく大学に行くため出て行ってしまう。秋田高校を出て東大に行った人が、そのまま東京で働いていたりする。
 その一人が言っていたけれど、スポーツでもプロ野球の落合が卒業している秋田工は野球も強いがそれ以上にラグビーで全国優勝回数日本一であるものの、どんな分野でも優秀な人はみんな出て行き、それが他の地域と違って嫌だから出ていくのではなく居たいのに仕方なく出ていくそうだ。

 そして、秋田の出身だが私大に行って今では神奈川県に住んでいる菅官房長官は、もう故郷なんてどうでもいいと思っているようだと言う。
 みんな、菅官房長官のことは、そう見えているだろう。
 

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Commented by saheizi-inokori at 2019-07-09 11:41
私も秋田には格別の思い入れがあります。
あんな役に立たないイーデスなんとかなんて断るべし。
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by ruhiginoue | 2019-07-09 10:18 | 政治 | Trackback | Comments(1)