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井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を読んでもらえたら嬉しく存じます。


by ruhiginoue

戴冠式

 先日、いつも作曲家の吉松隆が解説するFM番組で、ヴォルトンの『戴冠式』を日本のオーケストラが演奏するのを放送していた。
 つづいて同じ演奏でチャイコフスキーの交響曲だっだ。これはとてもいい演奏で驚いていたら、吉松氏も素晴らしい演奏だったと言っていた。

 ところで戴冠式といえば『アナと雪の女王』で神田沙也加の吹き替えで「戴冠式だー♪窓もドアも空いている~なんて久しぶりなの~生まれ―てー初めて~」も有名である。

 しかし、もともと戴冠式の音楽はヴォルトン作曲のものであった。この人は映画音楽も書いていて、シェークスピア劇の主要な作品たちの映画化は代表的だが、他に戦争映画もあって空軍の話である。
 これについて吉松氏は、エルガーの『威風堂々』とともにヴォルトンも英国的な颯爽とした雰囲気の曲だと言っていて、個人的には前からバリーグレイ作曲の『サンダーバード』も似たような感じだと思っていた。

 しかしヴォルトンの『戴冠式』は、過日、英国でロイヤルウイングがあったさいに演奏されていてピッタリだと言われていたから、即位でなくても英国王室の雰囲気に合っているということだ。
 ところが吉松氏は日本でも新天皇皇后が即位したばかりと言い出し、これが因みにという感じではなく牽強付会としかいいようがなく、今後の儀式の日程まで説明していて、その口調からしても、NHKに言わされたのではないかと推測している。

 それに日本で皇室の話をテレビで取り上げるときはヘンデルの『王宮の花火』が相場である。この曲が合うのは馬車とかドレスとか英国の真似しているからで、鹿鳴館みたいに国粋主義者の方々が怒らないのだろうかと昔から疑問に思っていた。

 あと、飲み会があって、シャンパンのコルクを抜くときはシュトラウスで、ビールの王冠を外すときはヴォルトンを、口ずさむことにしていて、曲を知っている人には受ける。


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by ruhiginoue | 2019-07-20 04:58 | 音楽